goo blog サービス終了のお知らせ 

ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

2025-08-20 10:40:53 | どうでもいい話
中学生の時、近所の映画館に見に行った「グリズリー」
アメリカの広大な森林地帯に生息する灰色熊。
一撃で馬の首を引きちぎるシーンに度肝を抜かれた。トラウマです

今年に入り、やたら熊の被害を耳にします。異常事態
本州以南のツキノワグマも怖いですが、北海道のヒグマはレベルが違う。

吉村昭の熊嵐 このブログでも紹介した思いますが、
1915年(大正4年)に北海道苫前郡苫前村三毛別六線沢 (現在の苫前町三渓)でヒグマが開拓民を襲った三毛別羆事件をモデルにした作品である。
あらすじ
北海道天塩山麓の開拓村を突然恐怖の渦に巻き込んだ、一頭の羆。
日本獣害史上最大の惨事は大正4年12月に起こった。
体長2.7M、体重383kgの巨大な羆が、わずか2日間に6人の男女を殺害したのだ。
鮮血に染まる雪、羆を潜める闇、人骨を齧る不気味な音。
自然の猛威の中で、なす術のない人間たちと、ただ1人沈着に羆と対決する老練な猟師の姿を浮き彫りにする、ドキュメンタリー長編。
ウィキペディアから

小説の中で妊婦が襲われ、胎児を守ろうとするが結局殺されてしまうシーンには戦慄しました。
警察では太刀打ちできない、軍隊が召集されるレベルの中
老練なマタギと熊の知恵比べが始まる・・
興味のある方は是非お読みください

私の好きな増田俊也先生も「シャートゥーン」という小説でヒグマとの戦いを描いておられました

熊は恐ろしい。特にヒグマ
先日、北海道の登山者が友達が襲われ、引きずられて茂みに持っていかれたという話がありました
なすすべがない。
恐ろしい
刃物なんかでは到底太刀打ちできないでしょう
分厚い毛皮にその下の脂肪は鎧のように固くなっているそうですから
昔、北海屋というラーメン屋があってそこに熊の毛皮が飾ってありましたが
あの剛毛の手触りは忘れられません

なぜこんなことになってきたのか
温暖化で、山に食べ物がなくなってきたとか
人間が捨てる生ごみの味をおぼえてしまったとか
いろんな説がありますが
人間と生活圏が重なってきたことは間違いない

参考になるかならんかわかりませんが
つい数年前まで神戸では、イノシシが夜になると街中に現れ
ゴミをあさったりしてました
私も何回も遭遇しました。オスのイノシシは軽自動車くらいの大きさがありますから
マジ怖かったです
夜にゴミを捨てないようにしたり
電気柵で防止したり
年間1000頭以上駆除したり対策をして、最近は見かけなくなりました

箕面の猿についても、ごみや給餌の禁止を徹底し
山奥に餌場を設けて、里へ下りてこないように対策されているようです
一時は箕面の滝近辺に猿がいっぱいいて、観光客のカバンを取ったり危害を加えてましたからね
猿程度だと、まだかわいい面もありますが
イノシシやクマになると命にかかわりますから

猟師の数が減ってきているというのも原因の一つとか
山賊ダイアリーという漫画にも描いてありましたが
年々若い人が減っているとか

もう、クマと対峙するには自衛隊の力を借りないといけないかもですね
北海道で山を登られる方は、ご注意願います


































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする