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社長ノート

社長が見たこと、聞いたこと、考えたこと、読んだこと、

外国人労働者 朝日新聞

2014-03-23 02:42:51 | 日記
群馬)外国人雇用、7割が消極的 県建設業協会アンケ
2014年3月22日03時00分
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 県建設業協会は、建設業の人手不足対策として政府が外国人実習生の受け入れ拡大の制度改正を検討していることを受け、会員に実施したアンケート結果を発表した。外国人材の雇用に消極的な回答が約7割を占め、協会は政府に慎重な対応を求めている。

 協会員345社に2月にアンケートし、304社(88・1%)が回答。政府の外国人活用拡大策について「大いに賛成」「賛成」は計37%で「大いに反対」「反対」は計18%。経営者の立場での賛成理由(複数回答)は「建設業の人手不足解決に期待」「少子化で外国人材を徐々に拡大しておくべき」が多く、「外国人材を活用できる自信がある」は1件にとどまった。

 「外国人材を直接雇用して活用したい考え」の有無の問いには「ない」が69%を占め、「ある」は14%。実際の雇用には消極的な企業が多い状況が示された。

朝日新聞 天声人語 和菓子

2014-03-23 02:38:45 | 日記
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 長命寺、道明寺と聞けば、すぐに桜餅が頭に浮かぶ方は多かろう。数ある和菓子のうちで桜餅の人気はゆるぎない。「好きな和菓子」を聞いた本紙別刷り「be」のアンケートでは、通年定番の大福をおさえて堂々の1位に輝いた。
 その桜餅に、葉を食べるか食べないかという長年の「議論」がある。葉ごと食べるのが粋だという人。葉は香り付けだから、むいて淡い移り香を楽しむべしとする人。自説を譲れぬ向きもあろうが、どちらが正しいというものでもない。
 このあいだ「和菓子屋におはぎの幟(のぼり)」と書いたら、春はぼた餅、おはぎと呼ぶのは秋だと、いくつか指摘を頂いた。よく聞く説ながら、どう呼ぶのが正解と決まったものでもないようだ。
 使い分けには諸説がある。春は牡丹(ぼたん)に見立ててぼた餅、秋は萩(はぎ)だからおはぎ。ほかにも、もち米主体をぼた餅、うるち米主体をおはぎ、などがある。季節感は大事だが、地域差や売り物としての語感もあろう。春におはぎと称しても菓子屋さんの不勉強とは限らない。
 ともあれ、春がめぐれば和菓子もはなやぐ。容姿で自己主張する洋菓子にくらべ、季節を先取りして寡黙にたたずむ印象だ。桜餅も、本物の桜が満開になる前こそ、ほのかな紅が美しい。
 甘みもしかり。桜餅は、「これが甘味でございと威張られるよりは、そっと甘さが入っているのか――と思案させるぐらいの甘さ」がいいと、名料理家だった辻嘉一(かいち)さんが書いていた。待ちわびる花の便りは、日々に北上中である。