社長ノート

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クローズアップ現代

2015-01-28 21:12:09 | 日記
01/28 19:45 NHK総合 【クローズアップ現代】
突然の大雪・どう備える
群馬県前橋市。
例年、雪がほとんど降らないこの町を、去年、未曽有の大雪が襲った。
交通や物流が完全に寸断された。
大雪は市の対応力をはるかにこえ、主要道路の全面開通まで1週間かかった。
もっと早く除雪することはできなかったのか。
除雪業者へのアンケートから、行政の縦割りが除雪の障害になっていることが明らかになった。
道路の除雪は県道、市道、国道と別の業者が担当。
未曽有の大雪を前にしても、業者は自分の担当の道路しか除雪できなかった。
その結果、病院など重要施設への道がいつまでも除雪されないケースが多発した。
群馬県建設業協会・青柳剛会長は「ちゃんと調整できていなかった」とコメント。
こうした反省から国道を管理する国土交通省は自治体や除雪業者とともに対策を話し合ってきた。
この冬、大雪に供えた除雪の新体制が作られた。
今回新たに定められたのが除雪の優先順位。
病院などの周りを優先除雪区間に指定。
大雪の際、除雪車は担当に関わらず、優先区間の除雪を行うことにした。
国土交通省関東地方整備局・高崎河川国道事業所・信太啓貴事務局長は「縦割りの弊害をなくし、県内に保有している除雪力を最大限発揮できるような体制を作るのがポイント」とコメント。
群馬県建設業協会、高崎河川国道事務所の映像。

日本経済新聞

2015-01-28 11:16:26 | 日記

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【社会】

災害復旧作業をツイッターで速報 群馬の建設業者「行政と情報共有」
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2015年1月24日 夕刊


ツイッター向けの除雪作業の現場写真を確認する群馬県建設業協会の職員=23日、前橋市で
写真
 大雪による道路の除雪など、自然災害の復旧作業を建設業者が写真や動画を撮影し、短文投稿サイトのツイッターで発信する取り組みが群馬県で始まっている。リアルタイムで状況を伝えられる利点を生かし、行政と情報を共有して復旧を早める効果を狙う。
 運用が始まったのは昨年十二月で、群馬県建設業協会が、災害情報の共有システム「ぐんケン見張るくん」を立ち上げた。協会の会員約三百四十社の作業員らが、除雪や道路のパトロール中に撮影した写真や動画をアップ、協会が選別してツイッターに投稿する仕組みだ。道路を管理する市町村や国土交通省も閲覧でき、現場に指示を出すことも可能だ。
 こうしたシステムが生まれたきっかけは関東甲信などを襲った昨年二月の大雪だった。前橋市の積雪は観測史上最多の七三センチを記録、雪で立ち往生する車もあり交通網はまひした。その際、市町村からの要請で復旧作業に当たる建設業協会員らがツイッターに投稿した除雪作業の写真が「安心した」「情報発信はすばらしい」といった反響があり好評だったという。
 協会は以前から衛星利用測位システム(GPS)機能付きの携帯電話を使い、同様の災害情報を行政に伝えていた。ツイッターの効果を受け、ぐんケン見張るくんを立ち上げた。昨年の大雪時に比べ、投稿に必要な手続きをシステム上で簡略化、素早く情報発信できる仕組みに改善した。
 建設業協会の青柳剛会長は「災害対応能力のある建設業者によって、確度の高い情報を発信していきたい」と話す。