なんという武者修行。
一ヶ月のツアーが終了いたしました。

各地各地の皆様、本当にありがとうございました。

で、結局言いたいことを言いたいようにしか
鳴らしたい音を鳴らしたいようにしか
伝えられない俺たちの
ありのままの存在を
パフォーマンスとして
受け入れられる胆力のある聴衆が
全国にいっぱい居たということに
喜びを覚えつつ
「愛」っていうとサブイボ出るのに「LOVE」っていうと聞流せるという
そういう戦後日本人の哀しい性を
もっと逆手にとって乗せたいと
つまり
この国の思想や政治や経済のシステムが今かなりやばいくらい腐敗しているっていう現実に
気づけていない無知蒙昧を
或いは開き直りの自虐的諦め感を
ボクみたいなココロのIQお馬鹿さんでも
どうにか伝えられるように
もっとさらによりよりさらまた伝えられるように
帰って考えようと思いました。


今回のツアーは各地とも演奏時間に余裕があり
南米スタイルの、試合始まってからパスまわしてリズムつくる感じでしたが
これから近づくフェスシーズンは持ち時間が決まっているので
ガッチリ練りこんだ欧州スタイルの練習が我々を待っています。


再確認なんだけど。
ロックは社会的「異物」です。
犬式は「スープカレー」です。
ファーストフードじゃありません。
私は、当たり障りの無いものが非常に苦手です。

でも17歳で初めて就いたアルバイトはマクドナルド。
モスはたまに食べると美味しいね。
ラティールのライブ前の差し入れは、フレッシュネス。

金コロはクリエイションとは呼べないから
ハードワークではなく
手に職をつけた苦労人たちが
世界をちっとずつまともに変える。

日本はモノ造りの国です。

ツアー総括は
帰ってからゆっくりと。

いまさら見つけた05’富士ロックの犬式ライブレポ
これまでに書かれた我々像の中でもっとも的確に捉えられているので
感動してしまいました。筆者は、俺たちよりも俺たちのことを捉えています。


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