先日の土曜日、微妙に忘れそうになっていた(え?)お雛様を無事出す事ができました。
去年の今頃、記載した気がするのですが(過去記事未確認で失礼します)去年は引っ越し準備だけでなく、引っ越しそのものが3月3日だったため、金柑には申し訳ないのですが、お雛様も出さずこれと言ってお祝いもせずでスルーしてしまいました(^^;)
事情が良くわかる年頃だから、すねたり怒ったりはしませんでしたが、年に1度の事だし例年お飾りだけでなくそれっぽいメニューを用意したり(駄目なら外食とか)それなりに何かお祝いをしていたので、何だか可哀想な事をしたという気持ちでイッパイだったのですが、本人あまり気にしていなかったのが今年お雛様を出した時に判明。「あ~出すんだ」だって・・・・ま、子供ってそんなものですね(^^A)
新居でお雛様を出すのは初めてだったので、何かドキドキしました。
何がって・・・・上手く和室に出せるかな?って事です!
我が家のお雛様、7段飾りという事で珍しいタイプではないのですが・・・・・実は、コレ私の嫁入り道具。
この事についても再三ブログで触れていると思うので、以前からご覧の方々は御存じかもしれませんが、私が産まれた時に父が揃えた品。
実家では、通路のように使われていた小さな続き間があったのですが、そこへよく飾っていた記憶があります。
小さな部屋ですがそこを通って奥の部屋へ移動するような間取りだったため、和室ですが特に誰か寝起きしたり部屋として使うという感じにはなっていなかったので、父の生前は作り付けの押入れが1間半あっただけで家具などは置いておらず、小さな部屋(確か4畳半)でしたが、別にお雛様が邪魔とかは思わなかったし、お雛様が大きいというよりも部屋がせまかったと認識していました。
私の年齢をここで明かすのも何なので(いや、オバチャンですよ^^;)お雛様の状態がどうなのかはあまり細かく語りたくないのですが、もうン十年経過しているのは間違いないので、結構年季の入った品です。
しかし、年に1度1週間とか10日とか出す(私が年頃になった頃には出すのを誰もが諦めた)だけなので、お人形そのものがどうにかなってるって事はないのですが、経年劣化の如実な物はちょっと見た目がそれなりになっています。
ザックリですが、各お飾りやお道具の一部に接着剤を使用している部分があるらしいのですが、その接合部分が微妙に変色していたりします。家具やお道具は釘打ち・はめ込み等で主に組み立てられた木製の塗製品らしいのですが、小物は直に接着されているのです(==;)
茶道具の茶せんが台に~とか、膳のお椀だったりとか。家具や道具とちがってそれに乗ってるって事なので接着してあるのは仕方ないんでしょうね~
また鏡台・葛篭・輿等に御揃いの飾り金具が小さな釘留めしてあるのですが・・・・その金具が微妙にサビ(緑だから緑青だったり?)や曇りがでちゃってます。茶錆じゃないので目立たないからまあいいけど。
あと・・・・それぞれの人形に烏帽子等の被り物がついているんですが、その飾り紐の結びが尽く外れてしまい、恐らくこうじゃないよねーってな普通の蝶結びになっています(結んだのは私や妹だね)
本来特殊な結びがあるはずなのですが、そんなものかぶった事もなければ結んだ事もないので、もう普通でいいやーと毎度結ぶのですが、間違っているので直ぐに緩んで外れます。しかもその度に人形の曲げもバサバサーっとなる訳で、年中かぶりものが取れいている子は結構なみだれ髪だったりします(曲げがの先がボソボソだよ)
そんな状態ではありますが、毎度手でなでつけ(それも人形には悪影響じゃね?)何とか帽子をかぶせて体裁を整えればまあ見られない程酷くはありません。
購入後ン十年経過の年季が入った雛飾りだもの、この位は仕方ないです(^^;)
人形よりも箱の方が先に崩壊してますし・・・・内箱はまだ綺麗な物もない訳じゃありませんが、外箱は殆ど壊滅的ダメージを負って、新しい手頃な段ボールと交換されています。補強補強でガムテープだらけになりながら実家であっちの収納こっちの収納と移動していましたが、私が結婚して引っ越しした時には既にいくつかの箱は差し替えられていました。私の家にきてからも何度か箱を交換し(中々合うものが見つからない)最終的には箱が合わないので段ボールで手作りして差し替えた物もありました。
お蔭で私が幼い頃揃いの柄だったお雛様の収納箱は現在どれもこれもバラバラの残念な状態ですが、まあ箱なんでね気にしません!
一番のダメージは、緋毛氈ですよ。
私の記憶では、毎年お雛様にはひし餅やアラレや白酒を一緒に飾っていました。ひし餅が3色のお餅の年もあれば、おこしでできた物の時もありましたし、白酒が甘酒だったり、ガラスの瓶だったり陶器の徳利モチーフの物だったりと、毎年同じ品ではなくその年恐らく母の目に留まったものをそれ風に飾っていたような気がします。
アラレも彩豊かな飴だったりパッケージが洒落た金平糖だったりしたようにも思います。
まあ、とにかく毎年何かしら楽しみながらそれをお人形やお道具と一緒に飾っていたのですが、それだけ多彩なお菓子がならんだ記憶が薄っすらでも残っているという事は間違いなく、お雛様のお供え物(っていうの?)は飾っている間から終了までの間に私や妹が有難く頂いたって事なんでしょう。
どんな風にいつ食べたかは記憶がありません・・・・・多分、飾ってあるのをちょいちょいつまんでたりもあるのかな~(妹ならやりそう^^;)と思ったり。
ひし餅はおこしでできた物を食べるのに凄く面倒で嫌いだった覚えがあるので(おこしは好きなんですよ)あれはチョイチョイかじるってのは無理だから片づけの後はいどーぞと母が私に1つ妹に1つと分けてくれたんだと思います。一気にあんな大きなおこしもらっても食べ切らないし、あの大きさだと割るのも子供には大変だったんで嫌いになったんでしょう。
まあ、とにかくお飾りをチョイチョイつまんでいたって事はやっぱりありそうな事なので、どうもそれが原因じゃないかと思うのですが、毛氈がメチャクチャしみだらけなんですよ(==;)
経年劣化もあるかもしれませんが単純にそれだけって感じではなく、明らかに何かをこぼした風なシミとかあるんです。色落ちしても縮みが出ても困るから大々的に洗濯ってのもできそうにないし、最初は気づいた傍から母がシミ抜きとかしていたんだと思うのですが・・・・・一時期全く出さなかった時期があるので、私が気づいた時は何か酷い事になってました。
まあ気づいた時はもう私も高校生とかで、ひな壇を全て出すのも億劫になってきてお内裏様とお雛様だけでスルーしたりもあったし、酷い時は母が半年とかガラス戸のついた飾り棚に親王飾りの辺りだけを出しっぱなしにしてたのもあったなー(なんとも可哀想な扱いを受けていたお雛様)
私のだって事になっているけれど、家の中で私が一番無頓着で、既に几帳面にお祭りを気にしていた妹が1人出し手いた時期の方が長かったです(すみません)そんな状態なので、御嫁入の時すっかり妹が持っていくのだとばかり思っていたのですが、結婚数年して妹と同時期に出産した結果 私=女児(金柑)・妹=男児という事で母が急に思い出し、私の家にお雛様を送りつける事になったのです。
吃驚しました・・・・結婚して2年以上経過してこんな大物が届くとは思っていませんでしたから。母から「忘れ物よ」ってなメッセージ、いじめか?
しかも、初節句直前だったし・・・・・。初節句の揃えは嫁実家がすると聞いてはいたけれど、私は自分が出すんだろうからと小さな雛飾りを当時色々みていたんですよ、そこへ古い7段飾り(==A)
何か凄い呆気にとられました・・・・初孫の金柑にはそんな古い物は可哀想だから、別に贈るつもりだ!と嬉しそうに言う母を説き伏せるのは結構大変でした。古いだけでなく7段でお飾りも多いし収納する場所も大変だけど出すのだって仕舞うのだって面倒で仕方ないってのは、実家で経験済なんで、これが2倍だなんて考えられず断るのだけで必死ですから!!
母はしばらく「今時は3段とか新王飾りとかも素敵なのがあるのよー」としつこかったですが、全部無視して金柑にはずっと私のを引き継いだと言っておいてますが・・・・本来お雛様って譲り受けたりするものじゃないんだそうな・・・・・いいです、こういうのって飽きる年齢ってのがあるのは自分で経験済みですから。
しかし、この可哀想なお雛様、何故だか金柑は気に入ってくれているんです。
結構ボロなんですけど、細工とか細かかったりするし、お道具もちょっと大目なのが良かったみたい。お道具がプラスチックじゃなくて木製だってのも何か面白いみたいですよ、我が子ながらいい子じゃ~
購入した父もさぞかし喜んでいるでしょう。お父さん!孫娘がお父さんの趣味誉めてますよ~(何のアピール?)
私の救いはもう一つありました、金柑が喜ぶだけでなく、古い雛飾りを嫌がらず受け入れてくれた上に毎年悪戦苦闘しながら出してくれる同居人の存在です!
この時点で間違いなく、同居人と金柑の遺伝っぷりが証明されます、君たちは似た者親子だよ、ウン。
同居人は、金柑が産まれて我が家に私のお雛様が来た時に、産まれて初めてひな祭りを体験しました、彼の家は悲しいかな男児オンリー。しかも彼は次男坊なのでお兄ちゃんの節句飾りを兼用していたそうな。しかも経年破損で程よい時期に義母が処分したとか・・・・幼い頃はお祝いの記憶があるらしいが、年頃になってからのお飾りの記憶はないと言う。つーかどこも一緒だよねー保存していあるないに関係なく、ある程度子供が大きくなるとこういうのスルーしちゃうよね~(いや、その辺も似たり寄ったりで何か安堵)
まあ、御節句そのものが何だっけ?ってな感じな上に「良く考えたらひな祭りって未経験だよ、俺」な同居人初年度は、私が現場監督みたいな感じ(え?)で散々同居人が悪戦苦闘して、台座を組み立てて毛氈敷いて、お飾り開梱した辺りで私登場で偉そうに「あれが右、こっちが左」なんて顎でこき使ったのでありました(哀れな夫)
いや、金柑当時生後半年位で目が離せなかったからねー
でもそれが普通になっちゃって、その後も毎年同居人が雛飾りを出してくれるように。私は最後の仕上げ確認で小物がや配置が間違ってないかとか細かい指示をする係でした。
今年久々に最初の組み立てから参加したよー(鬼嫁>m<)何か、凄かったよ。
問題のお雛様、どんなものなの?って期待しないでくださいね・・・・古いから出すのが大変なんですよ!
今時は5段でも7段でももっと出しやすいに違いありませんからー

はい、こんな感じ!!
流石にシミだらけの毛氈は駄目だよねーと思ったので、今年は毛氈だけ新調しましたよ。
通常価格はわかりませんが、楽天で4000円チョイで一番大きいサイズが購入できてラッキーでした(^^v
大きさによって金額が違うのですが、我が家のお雛様の毛氈と同じサイズを扱っているお店は数件しか見当たらずその中で一番お安いお店のものを買いました。もしかして、品質とか製縫で格とかあるのかもしれませんが、乗るお雛様はン十年物ですから、あまり拘るのもねー
差もなくとも毛氈は旬のアイテムだけに扱い店がイッパイあるのに、ひな壇の板サイズが少々大きいようで、この下のサイズだと板がはみ出てしまうらしく、選ぶ余地は殆どなかったのでお値段優先にしました。
しかし・・・・・140cm×300cmとは言え4000円以上ってどうなんでしょ?
今後、他にも不足のアイテムが出たらもうそのアイテムを補修ってのは考えない方が無難かなーと思う私でした。
ちなみに、↑画像は出した直後の撮影で、雛あられもひし餅も出ていません(この後買いに走った^m^)
ひし餅の台とアラレを入れる台と籠(は私が用意した)が所定の位置に置いてあるだけです。
ちなみに、6畳に鎮座するとどうなるか~

凄い満員御礼(==A)
まあ、そうですよね・・・・最上段なんて私の目線より上ですから。
3段目4段目なんて正面から飾るには私も金柑もリーチ短すぎて届かないでひな壇崩壊しそうな曲芸みたいな恰好で並べましたし。
棚板、多分120cmより大きいみたいです。奥行も凄いです、壁寄せして設置しましたが、お内裏様の近辺とか雛壇の下くぐって設置したりしました。毛氈のズレを解消するのに同居人が台の下に入って後ろから、私が雛壇の前にたって左右に移動しながら微調整しました。
でもこの台座の大きさのお蔭で(え?)お雛様の収納されていた箱すべては台の下に隠せています。いえ、押入れに戻せばいいんでしょうが・・・・・画像でおわかりでしょう、他に出す場所がおもいつかず、取りあえず押入れの扉前に出しちゃったので、台座組み立てた時点でもうどこへも移動できず扉は閉鎖でした(_ _|||)
旧居では6畳以上の和室が続き間で2部屋だったし、1間ある床の間前に雛壇を組んだので押入れは塞がれなかったんです。しかも、空き箱は隣の和室に一時置きしたり最悪は隣の和室の押し入れだって入れる事ができました。
座卓、一応脚折れタイプなのであまりに瀬間っ苦しかったら撤去しようと思ってましたが、何とか4人分の座椅子とともにお雛様の横に置けましたよ(ラッキー)
でも・・・・真横からだとボロ箱やら台座の骨組み丸見えで恰好悪いので、旧居で和室飾りに使っていた3枚折れ障子のミニつい立で目隠しすることに(捨てなくてよかったー>▽<)
ついでに以前は床の間とか雛壇の脇に添えていた羽子板飾りをつい立前に置いて目くらましすることに(微妙に楽屋裏みえるもんで)
いや、いいじゃね?
お雛様と座卓の先にはお仏壇があるんでね・・・・
いや~お父さん、お母さんこれどうでしょうかね?(横から見せて聞くものか?)
まあ、一応和室(つーか、畳の間)にお雛様入ってよかったです!
それにしても、これがあると部屋として機能しないね~(^^;)お雛様ってこういうものですよね、うん。
去年の今頃、記載した気がするのですが(過去記事未確認で失礼します)去年は引っ越し準備だけでなく、引っ越しそのものが3月3日だったため、金柑には申し訳ないのですが、お雛様も出さずこれと言ってお祝いもせずでスルーしてしまいました(^^;)
事情が良くわかる年頃だから、すねたり怒ったりはしませんでしたが、年に1度の事だし例年お飾りだけでなくそれっぽいメニューを用意したり(駄目なら外食とか)それなりに何かお祝いをしていたので、何だか可哀想な事をしたという気持ちでイッパイだったのですが、本人あまり気にしていなかったのが今年お雛様を出した時に判明。「あ~出すんだ」だって・・・・ま、子供ってそんなものですね(^^A)
新居でお雛様を出すのは初めてだったので、何かドキドキしました。
何がって・・・・上手く和室に出せるかな?って事です!
我が家のお雛様、7段飾りという事で珍しいタイプではないのですが・・・・・実は、コレ私の嫁入り道具。
この事についても再三ブログで触れていると思うので、以前からご覧の方々は御存じかもしれませんが、私が産まれた時に父が揃えた品。
実家では、通路のように使われていた小さな続き間があったのですが、そこへよく飾っていた記憶があります。
小さな部屋ですがそこを通って奥の部屋へ移動するような間取りだったため、和室ですが特に誰か寝起きしたり部屋として使うという感じにはなっていなかったので、父の生前は作り付けの押入れが1間半あっただけで家具などは置いておらず、小さな部屋(確か4畳半)でしたが、別にお雛様が邪魔とかは思わなかったし、お雛様が大きいというよりも部屋がせまかったと認識していました。
私の年齢をここで明かすのも何なので(いや、オバチャンですよ^^;)お雛様の状態がどうなのかはあまり細かく語りたくないのですが、もうン十年経過しているのは間違いないので、結構年季の入った品です。
しかし、年に1度1週間とか10日とか出す(私が年頃になった頃には出すのを誰もが諦めた)だけなので、お人形そのものがどうにかなってるって事はないのですが、経年劣化の如実な物はちょっと見た目がそれなりになっています。
ザックリですが、各お飾りやお道具の一部に接着剤を使用している部分があるらしいのですが、その接合部分が微妙に変色していたりします。家具やお道具は釘打ち・はめ込み等で主に組み立てられた木製の塗製品らしいのですが、小物は直に接着されているのです(==;)
茶道具の茶せんが台に~とか、膳のお椀だったりとか。家具や道具とちがってそれに乗ってるって事なので接着してあるのは仕方ないんでしょうね~
また鏡台・葛篭・輿等に御揃いの飾り金具が小さな釘留めしてあるのですが・・・・その金具が微妙にサビ(緑だから緑青だったり?)や曇りがでちゃってます。茶錆じゃないので目立たないからまあいいけど。
あと・・・・それぞれの人形に烏帽子等の被り物がついているんですが、その飾り紐の結びが尽く外れてしまい、恐らくこうじゃないよねーってな普通の蝶結びになっています(結んだのは私や妹だね)
本来特殊な結びがあるはずなのですが、そんなものかぶった事もなければ結んだ事もないので、もう普通でいいやーと毎度結ぶのですが、間違っているので直ぐに緩んで外れます。しかもその度に人形の曲げもバサバサーっとなる訳で、年中かぶりものが取れいている子は結構なみだれ髪だったりします(曲げがの先がボソボソだよ)
そんな状態ではありますが、毎度手でなでつけ(それも人形には悪影響じゃね?)何とか帽子をかぶせて体裁を整えればまあ見られない程酷くはありません。
購入後ン十年経過の年季が入った雛飾りだもの、この位は仕方ないです(^^;)
人形よりも箱の方が先に崩壊してますし・・・・内箱はまだ綺麗な物もない訳じゃありませんが、外箱は殆ど壊滅的ダメージを負って、新しい手頃な段ボールと交換されています。補強補強でガムテープだらけになりながら実家であっちの収納こっちの収納と移動していましたが、私が結婚して引っ越しした時には既にいくつかの箱は差し替えられていました。私の家にきてからも何度か箱を交換し(中々合うものが見つからない)最終的には箱が合わないので段ボールで手作りして差し替えた物もありました。
お蔭で私が幼い頃揃いの柄だったお雛様の収納箱は現在どれもこれもバラバラの残念な状態ですが、まあ箱なんでね気にしません!
一番のダメージは、緋毛氈ですよ。
私の記憶では、毎年お雛様にはひし餅やアラレや白酒を一緒に飾っていました。ひし餅が3色のお餅の年もあれば、おこしでできた物の時もありましたし、白酒が甘酒だったり、ガラスの瓶だったり陶器の徳利モチーフの物だったりと、毎年同じ品ではなくその年恐らく母の目に留まったものをそれ風に飾っていたような気がします。
アラレも彩豊かな飴だったりパッケージが洒落た金平糖だったりしたようにも思います。
まあ、とにかく毎年何かしら楽しみながらそれをお人形やお道具と一緒に飾っていたのですが、それだけ多彩なお菓子がならんだ記憶が薄っすらでも残っているという事は間違いなく、お雛様のお供え物(っていうの?)は飾っている間から終了までの間に私や妹が有難く頂いたって事なんでしょう。
どんな風にいつ食べたかは記憶がありません・・・・・多分、飾ってあるのをちょいちょいつまんでたりもあるのかな~(妹ならやりそう^^;)と思ったり。
ひし餅はおこしでできた物を食べるのに凄く面倒で嫌いだった覚えがあるので(おこしは好きなんですよ)あれはチョイチョイかじるってのは無理だから片づけの後はいどーぞと母が私に1つ妹に1つと分けてくれたんだと思います。一気にあんな大きなおこしもらっても食べ切らないし、あの大きさだと割るのも子供には大変だったんで嫌いになったんでしょう。
まあ、とにかくお飾りをチョイチョイつまんでいたって事はやっぱりありそうな事なので、どうもそれが原因じゃないかと思うのですが、毛氈がメチャクチャしみだらけなんですよ(==;)
経年劣化もあるかもしれませんが単純にそれだけって感じではなく、明らかに何かをこぼした風なシミとかあるんです。色落ちしても縮みが出ても困るから大々的に洗濯ってのもできそうにないし、最初は気づいた傍から母がシミ抜きとかしていたんだと思うのですが・・・・・一時期全く出さなかった時期があるので、私が気づいた時は何か酷い事になってました。
まあ気づいた時はもう私も高校生とかで、ひな壇を全て出すのも億劫になってきてお内裏様とお雛様だけでスルーしたりもあったし、酷い時は母が半年とかガラス戸のついた飾り棚に親王飾りの辺りだけを出しっぱなしにしてたのもあったなー(なんとも可哀想な扱いを受けていたお雛様)
私のだって事になっているけれど、家の中で私が一番無頓着で、既に几帳面にお祭りを気にしていた妹が1人出し手いた時期の方が長かったです(すみません)そんな状態なので、御嫁入の時すっかり妹が持っていくのだとばかり思っていたのですが、結婚数年して妹と同時期に出産した結果 私=女児(金柑)・妹=男児という事で母が急に思い出し、私の家にお雛様を送りつける事になったのです。
吃驚しました・・・・結婚して2年以上経過してこんな大物が届くとは思っていませんでしたから。母から「忘れ物よ」ってなメッセージ、いじめか?
しかも、初節句直前だったし・・・・・。初節句の揃えは嫁実家がすると聞いてはいたけれど、私は自分が出すんだろうからと小さな雛飾りを当時色々みていたんですよ、そこへ古い7段飾り(==A)
何か凄い呆気にとられました・・・・初孫の金柑にはそんな古い物は可哀想だから、別に贈るつもりだ!と嬉しそうに言う母を説き伏せるのは結構大変でした。古いだけでなく7段でお飾りも多いし収納する場所も大変だけど出すのだって仕舞うのだって面倒で仕方ないってのは、実家で経験済なんで、これが2倍だなんて考えられず断るのだけで必死ですから!!
母はしばらく「今時は3段とか新王飾りとかも素敵なのがあるのよー」としつこかったですが、全部無視して金柑にはずっと私のを引き継いだと言っておいてますが・・・・本来お雛様って譲り受けたりするものじゃないんだそうな・・・・・いいです、こういうのって飽きる年齢ってのがあるのは自分で経験済みですから。
しかし、この可哀想なお雛様、何故だか金柑は気に入ってくれているんです。
結構ボロなんですけど、細工とか細かかったりするし、お道具もちょっと大目なのが良かったみたい。お道具がプラスチックじゃなくて木製だってのも何か面白いみたいですよ、我が子ながらいい子じゃ~
購入した父もさぞかし喜んでいるでしょう。お父さん!孫娘がお父さんの趣味誉めてますよ~(何のアピール?)
私の救いはもう一つありました、金柑が喜ぶだけでなく、古い雛飾りを嫌がらず受け入れてくれた上に毎年悪戦苦闘しながら出してくれる同居人の存在です!
この時点で間違いなく、同居人と金柑の遺伝っぷりが証明されます、君たちは似た者親子だよ、ウン。
同居人は、金柑が産まれて我が家に私のお雛様が来た時に、産まれて初めてひな祭りを体験しました、彼の家は悲しいかな男児オンリー。しかも彼は次男坊なのでお兄ちゃんの節句飾りを兼用していたそうな。しかも経年破損で程よい時期に義母が処分したとか・・・・幼い頃はお祝いの記憶があるらしいが、年頃になってからのお飾りの記憶はないと言う。つーかどこも一緒だよねー保存していあるないに関係なく、ある程度子供が大きくなるとこういうのスルーしちゃうよね~(いや、その辺も似たり寄ったりで何か安堵)
まあ、御節句そのものが何だっけ?ってな感じな上に「良く考えたらひな祭りって未経験だよ、俺」な同居人初年度は、私が現場監督みたいな感じ(え?)で散々同居人が悪戦苦闘して、台座を組み立てて毛氈敷いて、お飾り開梱した辺りで私登場で偉そうに「あれが右、こっちが左」なんて顎でこき使ったのでありました(哀れな夫)
いや、金柑当時生後半年位で目が離せなかったからねー
でもそれが普通になっちゃって、その後も毎年同居人が雛飾りを出してくれるように。私は最後の仕上げ確認で小物がや配置が間違ってないかとか細かい指示をする係でした。
今年久々に最初の組み立てから参加したよー(鬼嫁>m<)何か、凄かったよ。
問題のお雛様、どんなものなの?って期待しないでくださいね・・・・古いから出すのが大変なんですよ!
今時は5段でも7段でももっと出しやすいに違いありませんからー

はい、こんな感じ!!
流石にシミだらけの毛氈は駄目だよねーと思ったので、今年は毛氈だけ新調しましたよ。
通常価格はわかりませんが、楽天で4000円チョイで一番大きいサイズが購入できてラッキーでした(^^v
大きさによって金額が違うのですが、我が家のお雛様の毛氈と同じサイズを扱っているお店は数件しか見当たらずその中で一番お安いお店のものを買いました。もしかして、品質とか製縫で格とかあるのかもしれませんが、乗るお雛様はン十年物ですから、あまり拘るのもねー
差もなくとも毛氈は旬のアイテムだけに扱い店がイッパイあるのに、ひな壇の板サイズが少々大きいようで、この下のサイズだと板がはみ出てしまうらしく、選ぶ余地は殆どなかったのでお値段優先にしました。
しかし・・・・・140cm×300cmとは言え4000円以上ってどうなんでしょ?
今後、他にも不足のアイテムが出たらもうそのアイテムを補修ってのは考えない方が無難かなーと思う私でした。
ちなみに、↑画像は出した直後の撮影で、雛あられもひし餅も出ていません(この後買いに走った^m^)
ひし餅の台とアラレを入れる台と籠(は私が用意した)が所定の位置に置いてあるだけです。
ちなみに、6畳に鎮座するとどうなるか~

凄い満員御礼(==A)
まあ、そうですよね・・・・最上段なんて私の目線より上ですから。
3段目4段目なんて正面から飾るには私も金柑もリーチ短すぎて届かないでひな壇崩壊しそうな曲芸みたいな恰好で並べましたし。
棚板、多分120cmより大きいみたいです。奥行も凄いです、壁寄せして設置しましたが、お内裏様の近辺とか雛壇の下くぐって設置したりしました。毛氈のズレを解消するのに同居人が台の下に入って後ろから、私が雛壇の前にたって左右に移動しながら微調整しました。
でもこの台座の大きさのお蔭で(え?)お雛様の収納されていた箱すべては台の下に隠せています。いえ、押入れに戻せばいいんでしょうが・・・・・画像でおわかりでしょう、他に出す場所がおもいつかず、取りあえず押入れの扉前に出しちゃったので、台座組み立てた時点でもうどこへも移動できず扉は閉鎖でした(_ _|||)
旧居では6畳以上の和室が続き間で2部屋だったし、1間ある床の間前に雛壇を組んだので押入れは塞がれなかったんです。しかも、空き箱は隣の和室に一時置きしたり最悪は隣の和室の押し入れだって入れる事ができました。
座卓、一応脚折れタイプなのであまりに瀬間っ苦しかったら撤去しようと思ってましたが、何とか4人分の座椅子とともにお雛様の横に置けましたよ(ラッキー)
でも・・・・真横からだとボロ箱やら台座の骨組み丸見えで恰好悪いので、旧居で和室飾りに使っていた3枚折れ障子のミニつい立で目隠しすることに(捨てなくてよかったー>▽<)
ついでに以前は床の間とか雛壇の脇に添えていた羽子板飾りをつい立前に置いて目くらましすることに(微妙に楽屋裏みえるもんで)
いや、いいじゃね?
お雛様と座卓の先にはお仏壇があるんでね・・・・
いや~お父さん、お母さんこれどうでしょうかね?(横から見せて聞くものか?)
まあ、一応和室(つーか、畳の間)にお雛様入ってよかったです!
それにしても、これがあると部屋として機能しないね~(^^;)お雛様ってこういうものですよね、うん。