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豊田真由子議員の「高速道路の逆走」との釈明に疑問の声相次ぐ「ハゲとは言わない」

2017-06-28 20:22:00 | ニュースまとめ・総合
豊田真由子議員の「高速道路の逆走」との釈明に疑問の声相次ぐ「ハゲとは言わない



2017年6月28日 18時41分

トピックニュース
28日放送の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)で、暴言暴行疑惑の豊田真由子議員の行った釈明に疑問の声が相次いだ。

番組では、元秘書の男性への暴行暴言が明るみとなり自民党を離党した豊田氏にスポットを当てた。豊田氏は運転中の元秘書に「このハゲーーー!」「違うだろ!!」などと激しく罵った上に暴行まで加えたといわれている。

27日には、豊田氏の所属派閥である細田派の細田博之総務会長が会見で、豊田氏の言い分を語った。細田氏が聞いた話によると、元秘書が誤って高速道路を逆走しようとし、それを制止する流れで一連の暴言につながった、というのだ。

以前、番組のインタビューに答えた元秘書は、事務所の責任者として暴行を受けたと証言。車の速度は「(時速)40キロ前後」だったといい、「車の運転については日常的に

VTRが明けるや、安藤優子は「もし、高速道路を自分の秘書が逆走してたら何て言います?」と、すぐさま高橋克実に問いかけた。郄橋が「『ぶつかる!ぶつかる!』とかがどっかに入ると思う」と答えると、安藤も「『違う!』とか言う前に『止めろ!』とか言う」「ハゲとは言わない」だろうと意見した。

さらに安藤は「『ハゲーー!』とは言わないと思う」と、高橋も「枕詞では言わない。車の走行に関する言葉がまず出てくると思う」といい、安藤も「やっぱり整合性がつかないなって感じがする」と豊田議員の言い分に疑問を投げかけていた。

福生市小学校教師の寺沢友宏容疑者(29)「自販機どこ」と胸触る

2017-06-28 17:14:24 | 憎むべき性犯罪
自販機どこ」と胸触る 小学校教師を逮捕



2017年6月28日 14時53分

日テレNEWS24

 東京・福生市で少女に道を聞くふりをして声をかけ、胸を触ったとして小学校教師の男が逮捕された。

 警視庁によると、逮捕された小学校教師の寺沢友宏容疑者(29)は17日深夜、福生市の路上で少女(19)に「自動販売機はどこ?ちょっと話そうよ」などと声をかけてつきまとい、服の中に手を入れて胸を触った疑いが持たれている。

 2人に面識はなく、寺沢容疑者から執ように迫られた少女が、LINEの連絡先を教え、寺沢容疑者がメッセージを送ったことなどから身元が特定されたという。

 調べに対し、寺沢容疑者は「酒をたくさん飲んでしまい、記憶にありません」と容疑を否認しているという。

松居一代「法的に行動」、上沼恵美子を提訴?

2017-06-28 17:12:04 | 芸能・スポーツ
松居一代「法的に行動」、上沼恵美子を提訴?



2017年6月28日 14時8分

ナリナリドットコム

タレントの松居一代(60歳)が6月28日、公式ブログを更新し、以前、トラブルになっていたタレントの上沼恵美子(62歳)への怒りを改めて爆発させると共に、「法的に行動を起こした」と報告している。

28日付けのエントリー「襟を正されるべきです 」では、上沼の個人名は出していないものの、以前のトラブルと同様のことが説明されており、怒りの矛先が上沼であるとわかる内容。それは上沼がテレビ番組で、俳優・火野正平(68歳)の女性遍歴を紹介する中、若かりし頃の松居とモーテルに行ったと報じられたことがあると触れたもので、「私には、なんの確認も無く 電波を使ってテレビの前の皆様に 嘘をお話された方もいらっしゃいました」「火野様とモーテルから出てきたと テレビですよ!! テレビで…言われたのです」と怒り心頭だ。

この番組は松居の両親も視聴しており、「両親は大変深い悲しみに襲われました 母はあまりの怒りから血圧が急上昇してしまい 床に伏してしまったんです」。そして「私はずっと…耐えて沈黙をして」きたが、「このモーテル事件は私の女性としての品格を蔑み 社会的評価もさげました 結果、私はズタズタに傷つけられました そのことから このたび、法的に行動を起こしたことをご報告申し上げます」とつづっている。

ちなみに、火野とは33年前に映画で一緒になったことがあるものの、食事もしたことはなく、「火野様とはお付き合いなど、したことがないのですよ、当然ですがモーテルにもご一緒したことはありません」とのこと。

そして「これまでこの、モーテル事件に私は、泣きながら……耐えてまいりました」「90歳の父も86歳の母も証言すると力強く申しています」「絶対に嘘はいけません テレビの前のみなさまを騙しては、絶対にいけないのです 許されるべきものではありません」と強い口調を続け、その番組を放送したテレビ局に対しても謝罪を要求している。

韓国で活動 日本人アイドルが「ブラック事務所」、「セクハラ」を告発

2017-06-28 17:10:49 | 憎むべき性犯罪
韓国で活動 日本人アイドルが「ブラック事務所」、「セクハラ」を告発



2017年6月28日 16時0分

文春オンライン

「Kポップの歌手になるのが私の夢でした。活動していた1年以上の間、あまりに過酷な状況に置かれ、自分が壊れてしまいそうでした」


現在、藤乃さんは日本に帰国している ©文藝春秋

 韓国Kポップアイドルグループ「I.C.E」の日本人メンバーだった藤乃(とうの)ゆなさん(25)が、「週刊文春」の取材に応じ、韓国の芸能事務所「HSエンターテイメント」のブラックぶりを告発した。

「当面ギャラがもらえないのは覚悟していました。ただ事務所への交通費も貰えなかったし、多くの事務所で与えられる寮など住居の手当てもありませんでした。とても生活できなかったため、日本に住む親から仕送りを受けていました。

 それにセクハラもありました。デビュー前、事務所の一室にメンバーが1人ずつ、呼び出されたことがあります。椅子に座った、事務所代表のN氏の目の前に立つと、内腿やお腹などをベタベタと触ってくるのです。気持ち悪くて仕方がなかったのですが、あまりに突然で拒否できませんでした」




 何より彼女の頭を悩ませたのはビザについてだった。

「韓国で芸能活動するためには通常、芸能ビザが必要です。N氏に『ビザは大丈夫ですか?』と聞くと、『事務所がすべて手配するから大丈夫だ』、『私は、あなたの韓国の家族だから任せて』と言われました。しかし、ビザ申請の手続きはメンバーに丸投げ。入国管理局に行っても必要な書類が足りないことが2度ありました。結局、日本に3カ月に1度自腹で帰国し、観光ビザを更新し続けていたのです」

 入国管理局から不法滞在を指摘された藤乃さんは、現在、事務所との契約を打ち切り、日本に帰国している。

 本誌が、事務所代表のN氏を電話で直撃すると、「昨年12月に事務所はビザを申請していた」と語り、セクハラなどについては否定した。

昭恵夫人 大麻解禁論者との交遊咎められ家族会議で絶叫か

2017-06-28 17:09:39 | ニュースまとめ・総合
昭恵夫人 大麻解禁論者との交遊咎められ家族会議で絶叫か


2017年6月28日 16時0分

NEWSポストセブン

 かつての「家庭内野党」から、いまや政権を吹き飛ばしかねない“安倍家の火薬庫”となっている安倍昭恵・首相夫人。そんなアッキーに森友、加計学園に続く「第3の問題交遊」が浮上し、安倍家では“緊急家族会議”が開かれたという情報が駆け巡った。

 昭恵夫人が、大麻解禁活動に強い関心を寄せていることは知られているが、影響を与えていると官邸が注目しているのが映像プロデューサーの龍村ゆかり氏だ。

 非営利団体『いのちの環』を主宰し、昨年、京都で世界の麻農家や専門家などを集めた『第1回世界麻環境フォーラム』が開催された際には、事前トークセッションに出演した。官邸の安倍側近筋は「官邸は龍村氏を大麻解禁派の“要注意人物”と見ており、昭恵夫人がのめり込んでいることを危ういと心配している」という。

 そんな中、安倍家で“家族会議”が開かれ、親族揃って説得にあたったという情報が流れた。それが行なわれたとされるのは6月11日の日曜日。この日は政界のゴッドマザーこと(安倍晋三首相の母)洋子氏の89回目の誕生日。1週間後の18日に港区のホテルで関係者を集めた誕生日会が開かれたが、それより前に家族だけの集まりがあったという。

 首相動静によると、安倍首相は午後3時から知人宅での結婚を祝う会に出席し、午後4時半過ぎに渋谷区富ヶ谷の私邸に帰宅している。一部メディアを駆け巡った情報は次のようなものだ。

〈安倍夫妻と洋子さんが住む私邸に安倍ファミリーが集まった。そこで家族たちが昭恵夫人に“大麻解禁を主張するのはやめた方がいい”と説得したが、昭恵さんが聞き入れなかったことから、互いに感情的になり、家族は“龍村と縁を切れ”、“携帯電話の連絡先を消去しろ”と迫った。“できないなら安倍家から出ていけ”という声まであがった〉

 さらにこんな結末までついている。

〈いたたまれなくなった昭恵夫人は部屋を飛び出し、“○○しない!”と叫んだ〉

 一部のマスコミ関係者に流れている内容では、近隣住民から「夫人の叫び声が聞こえた」という噂話の“尾ひれ”まで付いている。

 私邸での家族会議の具体的なやりとりは出席者が漏らさない限り、表に出るものではない。これまでも安倍家内での“家族会話”については、「洋子さんが昭恵夫人を叱責した」「安倍氏が夜遅く帰ってきた夫人に苦言を呈した」といったエピソードが報じられてきた。本誌・週刊ポスト前号でも報じたように、安倍首相の体調に関連して私邸内での出来事がしばしば漏れ伝わってくるが、いずれも「情報源」は明らかではない。

 では「アッキー絶叫の夜」の真相はどうだったのか。本誌は家族会議に出席したとされる安倍首相の実弟、岸信夫・外務副大臣に訊ねたが、「その日は地元の山口県にいて、夜には東京に戻りました。それ以上は分かりません」(事務所担当者)と言うのみ。同じく出席が取り沙汰された岸氏の長男で、フジテレビに勤務する信千世氏にも聞いた。

「ああ、その話ですか。他からも問い合わせがありましたが、僕はそういう会議があったことを把握しておりませんし、家族からも聞いていません。仮にそういう会議が開かれていたとしても、僕は社会部の警視庁担当で、その日は朝から張り込みで東京にいませんでした。休日の自主的な勤務なので、会社に出勤記録は残っていませんが……そもそもどんなルートでその情報を入手したんですか?」

 渦中の昭恵夫人は何度携帯電話を鳴らしても出なかった。かつては記者の電話に気軽に出てくれたのだが……LINEも送ったが、「既読」表示が出たきり返信はなかった。龍村氏は昭恵夫人の置かれている苦しい立場を知るとこう思いやった。

「昭恵さんから報告はありませんが、状況として(安倍家に)そんな誤解を与えてしまっているのなら、今は、私の方から距離を置いた方がいいのかなという気持ちです」

 安倍家の悩みが解消されるのはしばらく先のようだ。

豊田真由子議員の元運転手が理不尽な叱責を証言「なんでナビ通り行くんだよ!」

2017-06-28 17:07:48 | ニュースまとめ・総合
豊田真由子議員の元運転手が理不尽な叱責を証言「なんでナビ通り行くんだよ!」



2017年6月28日 14時52分

トピックニュース
28日放送の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)が、豊田真由子衆院議員の暴言暴行疑惑を特集。あらたに、豊田議員の運転手を数日だけ務めたとする人物による証言が飛び出した。

番組では前日につづきこの問題を特集。自民党に離党届を提出し、現在は都内の病院に入院しているという豊田議員。26日には自民党の細田博之総務会長が、ボイスレコーダーに録音された内容は元秘書の男性が高速道路を誤って逆走したため、と豊田議員が語っていたことを明かしている。

ここで番組では、今年2月に4日間だけ臨時で運転手を務めた男性にも直撃。男性は身振り手振りを交え「間に合わないよ!なんで道分かんないのあんた!」「道勉強しろ!お前の仕事だろ!1日前になんで聞かないんだよ!」と金切り声をあげて豊田議員を再現する。

しかし、男性は前日に予定を聞かされず、にもかかわらず「事前に勉強しておけ」と激怒されたという。またカーナビの案内通りに行くと「そっちじゃないよ!こっちだよ!」「なんでナビ通り行くんだよ!」とキレられたそう。

、下半身を露出しながら女性の肩をつかむなどしたとして、27歳の男が逮捕された。

2017-06-28 17:06:04 | 憎むべき性犯罪
マンションに侵入し下半身露出…男を逮捕



2017年6月28日 15時1分

日テレNEWS24

 東京・江戸川区で好みの女性のあとをつけてマンションに侵入し、下半身を露出しながら女性の肩をつかむなどしたとして、27歳の男が逮捕された。

 強制わいせつ未遂などの疑いで逮捕されたのは、派遣社員の和地慶騎容疑者。警視庁によると、和地容疑者は今年4月、江戸川区のマンションで女子大学生に対し、下半身を露出しながら肩をつかみ、わいせつな行為をしようとした疑いが持たれている。女子大学生が近くの交番に駆け込んだため、和地容疑者は逃げたが、マンションの階段に体液が残っていたという。

 和地容疑者は駅で好みの女性を物色し、あとをつけたということで、調べに対し、「女性に見せたかった」などと容疑を認めているという。付近では去年から同様の被害が3~4件あり、警視庁は関連を調べている。

小池氏勢力過半数の勢い=自民、逆風で苦戦―都議選終盤情勢

2017-06-28 17:04:34 | ニュースまとめ・総合

小池氏勢力過半数の勢い=自民、逆風で苦戦―都議選終盤情勢


6/28(水) 14:54配信

時事通信

 小池百合子知事の就任後、初となる東京都議選(7月2日投開票)について、時事通信社は選挙区の取材などを通じ終盤情勢を探った。

 小池知事が代表を務める「都民ファーストの会」が優位に戦いを進めており、公明党など知事の支持勢力を合わせて都議会定数127の過半数の64議席を確保する勢いだ。自民党は、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題などの逆風で苦戦している。

 50人の公認候補を立てた都民ファーストは、現有6議席から大幅に議席を増やすことが確実。15カ所の2人区では、公認と推薦の2人を擁立した選挙区で議席を独占する所が出そうだ。知名度の高い小池知事が前面に立って支持拡大を狙う。

 自民は全42選挙区に60人を擁立。しかし、加計学園問題のほか若手国会議員の相次ぐ不祥事、稲田朋美防衛相が応援演説で「自衛隊としてもお願いしたい」と発言した問題などにより厳しい戦いを強いられている。現有57議席から大幅に減らす可能性が高い。

 都民ファーストと連携している公明は、公認23人の全員当選に懸命。一部選挙区で他党と激しく議席を争っている。

 37人を公認した共産党は安倍政権批判の受け皿を狙うが、「小池知事対自民」の対決構図に埋没気味で現有17議席を下回る公算が大きい。候補者から離党者が相次いだ民進党は、現有7議席の維持も困難な見通し。

 地域政党の東京・生活者ネットワークは議席確保のめどが立ちつつある一方、日本維新の会や社民党は議席獲得が厳しそうだ。 

社会福祉法人職員山口隆央容疑者(39)=同県寒川町宮山 中学生とみだらな行為

2017-06-28 13:11:24 | 憎むべき性犯罪

中学生とみだらな行為=容疑で児童支援員逮捕―神奈川県警


6/28(水) 12:22配信

時事通信

 勤務先の知的障害児向けデイサービスを利用する女子中学生とみだらな行為をしたとして、神奈川県警少年捜査課などは28日、児童福祉法違反容疑で、児童支援員を務める社会福祉法人職員山口隆央容疑者(39)=同県寒川町宮山=を逮捕した。

 容疑を認めているという。

 逮捕容疑は5月27日、同県茅ケ崎市内のホテルで、中学2年の女子生徒(14)にみだらな行為をさせた疑い。

 同課によると、女子生徒は軽度な知的障害があり、放課後に施設で自立支援を受けていた。山口容疑者は児童指導員の資格を持ち、女子生徒が利用するクラスで支援員を務めていた。みだらな行為を「3、4回した」と話しているという。

 女子生徒の母親が、休日に娘と山口容疑者が一緒に出掛けるのを目撃し、施設に相談して発覚した。 

トランプ氏で露見した「文民統制」の危うさ

2017-06-28 13:09:51 | ニュースまとめ・総合

トランプ氏で露見した「文民統制」の危うさ


6/28(水) 12:01配信

ニュースソクラ


 今年3月から5月にかけ、日本ではトランプ米大統領の威勢の良い発言に惑わされ、「米軍が北朝鮮を攻撃する」との報道が溢れた。それがいかなる惨禍をもたらし、日本にどのような影響が生じるか、を知らない右派の人々からは、「米国が北朝鮮をやっつけてくれる」との期待を示す言説も出た。

 だが、朝鮮半島の現実を知る米軍は武力行使に慎重で、6月には西太平洋での空母配備も1隻だけの平常状態に戻し、戦争の可能性は遠のいた。「軍人は戦争をしたがり、政治家がそれを抑制する」というシビリアン・コントロールの観念は常に正しいとは言い難い例だ。

 米軍と韓国軍は毎年春に合同演習「フォ-ル・イーグル」(若鷲)を行っており、今年も3月1日から4月末まで実施した。これに対抗して、北朝鮮は3月6日秋田沖に「スカッドER(射程延伸型)」4発を発射するなど威嚇行動をしたため、米海軍はシンガポールからオーストラリア訪問に向かっていた空母「カール・ヴィンソン」を反転させ、同艦は4月29日に日本海に入った。

 また昨年11月から横須賀で定期点検・修理に入っていた空母「ロナルド・レーガン」は5月7日に作業を完了、16日から日本海に向かった。空母「ニミッツ」は6月1日、ワシントン州キトサップ港を出たから、日本では「日本海に米空母3隻が集結」と報じられ、「Xディ(攻撃の日)は何日か」とはしゃぐような報道もあった。

 だが、「ヴィンソン」はすでに6か月近く海外に展開していたから、乗組員の拘禁性ノイローゼを防ぐためにも母港のカリフォルニア州サンディエゴに帰る必要があり、「レーガン」は中東海域に配備の予定で、西太平洋は通過するだけ。仮に日本海に入っても少し顔を出す程度か、と思われた。

 結局、西太平洋に残るのは横須賀を母港とする「レーガン」1隻だけで、まったく平常の配置に戻った。

 米国防長官ジェームズ・マティス海兵大将(退役)は5月19日の国防省の記者会見で、北朝鮮の核・ミサイル問題につき「軍事的解決に突き進めば信じられない程の規模の悲劇となる。外交的手段による解決のために国連、中国、日本、韓国と協力して行く」と述べ、その後のテレビ番組でも、それを力説した。

 「知勇兼備」の評がある歴戦のマティス大将が、武力行使は駄目だ、と言うのは当然だ。3月22日の本欄で書いたように、米国は1994年に北朝鮮の原子炉等の航空攻撃を検討したが、在韓米軍はそれは1953年以来休戦中の朝鮮戦争の再開を招き、最初の90日間で米軍に5.2万人、韓国軍に49万人の死傷者が出て、民間人の死者は100万人以上、との損害見積もりを本国に提出、米国は攻撃を諦めた。

 今日、攻撃の困難と危険は23年前の比ではない。原子炉などは空から見える固定目標で破壊自体は容易だったが、核弾頭になればどこにあるかわからない。弾道ミサイルも移動したりトンネルに隠されているから、攻撃で一部を破壊しても、残った物が韓国や日本に発射される。

 また、ソウルからわずか40キロほどの停戦ラインのすぐ北側の地下陣地には射程60キロの22連装ロケット砲や長距離砲が300門以上配備され「戦争になればソウルは火の海」と北朝鮮が言うのは事実だ。

 北朝鮮の要人殺害をはかる「斬首作戦」も報じられたが、要人の所在を確実にリアルタイムで知ることはきわめて困難だ。オサマ・ビン・ラディンの殺害は米軍のアフガニスタン侵攻の10年後だったし、サダム・フセインの拘束は米軍がイラク全土を占領した8か月後だった。指導者を殺せば大団円になるのはハリウッド映画の話で、イスラム過激派のテロもイラクの混乱も要人の殺害、処刑では片付かなかった。

 軍事知識のないトランプ大統領が「外科手術的攻撃」など勇ましいことを言うのに対し、マティス大将や安全保障担当の大統領補佐官ハバート・マクマスター陸軍中将らが現実を説いて諫め、トランプ氏もそれを受け入れたようだ。5月1日にはブルームバーグ通信のインタビューで「金正恩氏と会談できれば光栄」とまで語って、話し合いの道を探る姿勢に転じた。

 「シビリアン・コントロール」は「視野が広い政治家が軍を統御し、暴走を防ぐ」という観念に立脚しているが、軍事史には逆の例も少なくない。

 イラク戦争開戦の直前、2003年2月25日には、米陸軍参謀総長のエリック・シンセキ大将(日系人)が上院軍事委員会で「イラクを攻撃するなら、その後数年間、数十万人の兵力を駐屯させる必要がある」と答弁し、主戦論者のジョージ・ブッシュ大統領(息子)やドナルド・ラムズフェルド国防長官の怒りを買って早期退職に追い込まれた。だが結果はまさにシンセキ大将の言った通りになった。

 1953年、ベトナムで敗北寸前になったフランスは米国に援軍の派遣を求めたが、米陸軍参謀総長マシュー・リッジウェイ大将は優秀な参謀将校数人を送って調査させ「介入するなら50万人以上の兵力が必要」との報告を受けて派兵に反対、歴戦の陸軍大将ドワイト・アイゼンハワー大統領もそれに同意し、フランスの敗戦に巻き込まれることを避けた。

だが、その後、米国は徐々にベトナムに深入りし、ピーク時の1919年には62万人余りを派遣したが勝てず、戦費の負担により最大の債権国から債務国に転落する結果となった。

 国際情勢や軍事問題の知識が乏しい大衆は「分かりやすい」対外強硬論に傾きやすく、政治家は国民感情を煽って支持を獲得しようとするから、好戦的な政権が生じがちだ。メディアも当初はそれに同調して人気を得ようとすることが多い。

 一方軍人は、現実的、合理的な判断を求められるし、常に最悪の事態を想定して予備兵力を保つ必要を教えられ、部下を無駄に死なせたくないから、概して優秀な将校ほど戦争に慎重だ。

 現在の日本では、稲田防衛相は平均的自衛隊幹部よりも右傾している感があり、シビリアン・コントロールが「稲田コントロール」になれば、抑制の効果はあるまい。

 戦前・戦中の日本軍人のように、精神主義に凝り固まり、政治権力の増大と派閥抗争に熱中し、補給を軽視して140万人もの兵を餓死させたような連中は、軍人の本来あるべき姿とは全く異なる。無能傲慢な官僚政治家に堕していたと言うべきだ。

 その点、米軍の上層部には視野が広く、合理的な判断をし、政治家をたしなめる知将が多いように思われる。ダグラス・マッカ―サーのように高慢な将軍は例外的だ。

 マティス大将はワシントン州の一般大学卒だが、数千冊の蔵書を持つ歴史研究家と言われる。マクマスター中将はウエストポイント(陸軍士官学校)を出て軍務についた後、ノースカロライナ大学の大学院で軍事史の博士号を得ている。

 国務長官にまでなったコリン・パウエル陸軍大将は軍の奨学金でニューヨーク市立大の夜間部を卒業し、任官したが、ベトナム戦争に2度従軍した後、ジョージ・ワシントン大学で経営学修士となった。

 日本では防衛大学校、幹部学校の成績が良かった士官が昇任するが、自分が勤務した部隊と使った装備、自衛隊関係法令以外の軍事知識は特に持たない職人的な幹部が多い。

 視野の広い高級幹部を育成するためには、米国のように防衛省が一般大学の学生に奨学金を出して優秀な人材を確保し、さらに国内・海外の大学院で修士・博士号を得た人を将官にするといった制度を考えることが軍のみならず「政治家の暴走」を防ぐためにも必要ではないか、と考える。