桐生スバル☆☆☆座   

映画好きの座長がWEB劇場・桐生スバル座を始めましたが
東日本震災で故郷FUKUSHIMAが悲惨な状況で帰れないネ~

原発被災地の福島地元民から聞いた「情けないヤクニン仕事」に呆れる座長

2012年08月10日 | 天狗の田舎
さてさて、故郷の福島南郷に帰る時の携帯物に本が欠かせない・・といっても読むわけでなく、持っていないと不安なのだ。
         
 今回は大前研一著「知の衰退・・」だったが、座長よりも年上の著者1943生れ)にも関わらず「そうだ!僕はユニークな生き方をしよう!!」と表紙書きするので買ってしまった本である。それは原発被地元民の話を聞いてからは、帰りの電車内で読み尽くさねばならぬ本となってしまった。

 大前氏曰く「平成の日本人は(読み=英語能力、書き=IT表現、ソロバン=金融経済)の能力がユトリ化しているし、日本国の官僚政治家のリーダー能力は皆無である!」との内容だが、それは座長が故郷で実感してきた事なのだ。

(A)田舎に残った高校時代の同級生が言った。「野田総理が原発安全宣言を出したので、原発現場で働く労働内容が低安全レベルにまで落とされて、抜本的な対策が延期されて雑用ばかりの労働になっている!」
 ナルホド!政令に無い事案にカネを使わぬというヤクニン根性そのままなのだ。それと同じ事は戦争中の玉砕命令にも在り「生き残った兵士は玉砕命令ゆえに存在しない人間・・自決せよ」と残酷な処置が執られたのだが、相変わらずの日本ヤクニンと東電社員達。

(B)その同級生が言った。「耐震基準を満たした家屋でなければ、原発被災民用の住宅は提供出来ないから・・」と。(田舎住民の住居以上に)立派なヤクニン宿舎が数多くあるのに無人のままで活用されず・・仮設住宅の提供ならばヤクニン責任は無いそうだ。哀れなる阿武隈山地の反対側(浜通り)の人々ヨ!

(C)同級生曰く「哀れなる原発被災民にも驚いたワ~! 病院に来てカネを払わずに帰るんだヨ!」。 それが長年に及ぶ原発誘致自治体の福祉慣例なので、その福祉崩壊を実感出来ないらしい。

 そんな人達の為に、昔創った福祉年金替え歌を御紹介して、覚悟してもらおうか。

H24/08/10 Utatteru #66  OZUの謡←クリック 
  「福祉はどこから・・」  元歌:「朝はどこから」 作曲:橋本国彦 作詞:森まさる 
      YOUTUBE映像←クリック)で謡えます 
 
 介護はいつから来るかしら 
  ・・・・・・・・・・・
   今日は(今日は) 生きて行こう

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