桐生スバル☆☆☆座   

映画好きの座長がWEB劇場・桐生スバル座を始めましたが
東日本震災で故郷FUKUSHIMAが悲惨な状況で帰れないネ~

天狗の輪行:税金を埋め流す有り様の除洗作業。 田中角栄ならど~スル!ど~スル!

2014年09月20日 | 天狗の輪行
 さてさて、群馬県の富岡製紙工場が世界遺産になったのは今年6月、福島県の「富岡・生・死・場」が避難指示解除準備区域となったのは今年5月・・・座長は輪行自転車にて電車北上し、その富岡駅(写真6)に到着する。
      
 駅前には被災者慰霊碑があって視察観光バスも賑やかな「原発遺産の町」の雰囲気だが、隣町楢葉町の10倍・2μシーベルトとあれば乗客達はサッサと廃墟の街並みを帰り行くのだ。 
      
 しかし自宅を改修してコノ地で生きようとしてる人達(写真7)もいるし、富岡町北部へ行けば座長が立入り禁止となって追い返された境界(写真8)があり、住民達は将来をこの町で(生か?死か?)と迷う状況となっている。
      
 この自転車探訪でやたら目につくのが大掛かりな除洗作業(写真9、10)で、
      
      
これらの事業は、福島住民の帰郷願望を選挙投票率に換算しての税金バラマキ作業でもあるのだが、残念ながら隣接する阿武隈山系の山襞・ヒダからの放射能は(30年経って半減するものの)限り無く流れ込むのが現実(写真11)。 
  木戸川と汚染黒袋群、山系
 多くの人が判っているのに「住民の帰郷を!」の建前タテマエ先行の日本行政、その陰では住民達のコミュニテイは3年半経って壊れツツあるのだ。

 新潟県出身の田中角栄首相ならば「県境の石打・湯沢スキー場の空あきマンションを借り上げて、住民まとめてリゾートマンション暮らしだ!」と議員提案するだろうし、「日本全国に散在する耕作放棄田畑の所有権と使用権を分離させて再活用出来る農村改造計画を実現させれば、福島県の原発引き揚げ農民達の働く場が確保出来るゾ!」と訴えるだろう。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。