永保寺国宝結婚式
2019年5月19日 令和婚
令和になって間もなく、私達は700年の歴史を持つお寺の観音堂で結婚式を挙げました
令和婚を狙っていたワケでもなく、偶然このタイミングだったのですが
主人は41歳 初婚
私は42歳 子連れで再婚
虎渓山 永保寺
岐阜県多治見市虎渓山町1-40
0572-22-0351
こちらの国宝観音堂で
仏前結婚式を執り行いました
700年の歴史を持つ国宝観音堂
普段は扉が閉じられ、中が見られるのは1年に1回 3月15日のみ
それが、結婚式の時は開放され、中に入る事ができるのです
私達は新緑溢れる春~初夏の5月に式を挙げましたが
大イチョウをはじめ敷地内の紅葉が綺麗な秋~冬の挙式も大人気
11月に普通の携帯カメラで撮影した写真です
ものすごく綺麗に写りました(アプリは使っていません)
右の建物が観音堂
左に見える橋は「無際橋(むさいばし)」といいます
池の中には鯉やカメがいます
永保寺 上空から見たところ
朝8:30 新郎新婦到着
こちらの建物でお仕度をします
お支度部屋に掛けていただいた「花嫁のれん」
「花嫁のれん」はこちらの風習にはないですが嬉しい
中へどうぞ
朝早くから美容師さん達が準備してくださいました
新郎新婦がここで着付けとヘアメイクをしてもらいます
身内、家族は朝9:00到着
娘は振袖
姪っ子は洋服
家族は別の部屋で着付けてもらいます
父と母も完了
再びお仕度部屋
母に仕上げの紅を差してもらいました
照れくさい
挙式で読み上げる誓いの言葉の書面に署名、拇印を押します
フフフ(ΦωΦ)アナタこれでもう逃げられないわよ♡
10:00 ロケーション撮影
式の前に敷地内で写真を撮ります
淡い新緑からの木漏れ日がなんと美しい事か
と思っていたが、そんな余裕はここまで
お布団のような白無垢が 重い(;'∀')
肩と背中に重量がかかり、草履が滑るのでとても歩きにくいです
しかもお日様が高くなってくると どんどん暑くなる5月の気候
花嫁とは程遠い のしのしとした足取りで移動( ̄▽ ̄;)すんません
撮影中、見学に来てくれた友達が見守ってくれたり写真を撮ってくれたりするのですが
皆で集合写真も撮ってもらえました
私が挙式でやりたかった事のひとつは、みなさんが自由に気軽に見に来れるようにしたかったのです
一般的な結婚式場は招待状がないと中に入れません。人数は限られるし、服装に気を遣わなければいけないし、お祝いを包まなくてはいけないし、気軽にという感じではなくなってしまいます
なので、「正装の必要はないし、祝儀も不要」として皆さんに挙式のお知らせをしました
来たい人だけでいいのです。義理やたてまえはお互いにとって良くありません
お坊さんが混じってますが、別のお寺の住職です('ω')ノ
主人の友達で、仕事の前にこちらに寄ってくださいました
ロケーション撮影はここまで
11:00 挙式開始です
青々とした大イチョウに見守られながらスタンバイ
鐘が5つ鳴ります 除夜の鐘で鳴らすあの鐘です
歩き出し
保寿院の住職様が司婚師(しこんし)を務めてくださいました
司婚師を先頭に観音堂まで歩きます
一列に間隔を開けて歩きます
主人が照れくさそう
↑ 歩き出しの動画です
皆さんに出迎えられます
専属カメラマンのように撮影してくれた彼女はバンド「トント」の現ボーカル
車じゃないと不便な山の中。県外から電車で来てくれました。本当に嬉しい
そして列の一番後方に大きな赤い番傘を持った義弟
ずーっと傘をかついて付いてきてくれました
5月の屋外は暑い
無際橋を渡ります
アーチがきついので草履が滑ります(;'∀')
↑ 無際橋を渡る動画です
渡った先に観音堂があり、皆が待っていてくれます
お待たせー
観音堂の中に人がぎっしり
「おめでとー」
紙吹雪が舞いました
娘と3人で
この姿をイメージして
シュガーアーティストの 寺田瞳さんに
こんなケーキを作ってもらいました
全て砂糖で作られたシュガークラフトです
結婚が決まった時にぜひ瞳さんに私達家族のケーキを作って欲しいと思っていて
写真とイメージを伝えました
その時期瞳さんは赤ちゃんを身ごもっていて、出産、育児と重なるため
「結婚式には間に合わなくてもいいです。無理はなさらないでください」とお伝えしましたが
出産後、育児をしながら製作してくださいました
イメージ通りの仕上がりにびっくり
仏前結婚式 中編に
つづく