昨年2月に試用期間終了間際に障がい者枠で採用された
職員が解雇され千葉地裁に提訴した裁判の第2回目の口頭弁論が
2月17日に千葉地裁で行われました。
開廷に先立ち、デモ行進が千葉市の中心街で行われました。
「習志野市宮本市長は障がい者解雇撤回を」の横断幕を先頭に
30名以上が参加してが声をあげました。
裁判の傍聴には前回同様、市民を始めとした多数の傍聴者が
詰めかけ、抽選となりました。弁論開始前には大法廷は傍聴人で
埋め尽くされました。
この日の弁論は被告側(習志野市)の書面陳述でした。
市側は解雇の根拠となる採点(100点満点中60点が採用基準)
表の開示を拒みました。他の人事に影響が出るとの理由でした。む
解雇の根拠すらも明らかにしないで
改善がないでは市側は裁判をどのように考えているのでしょうか。
裁判提訴前に市側は解雇者などに裁判で解雇理由を明らかにする
と語っていましたが、全く矛盾する市側代理人弁護士の答弁でした。
次回採点の根拠を絞って市側は検討するとのことでこの日の弁論は
終わりました。
傍聴した支援者は場所を移して報告集会が60名超の参加で
行われました。市会議員4名も裁判に引き続き参加しました。
山本、吉田弁護士から本日の弁論の要点について
解説が行われ、解雇者本人も「市民のために働きたい、裁判に勝ちたい」
と発言しました。
障害者団体の方、社民党県会議員、障がい者者雇用を求める準備会、千葉動労
なども次々と発言が行われました。
「雇用を求める準備会」からはホームページ開設も報告され、裁判の経過
今後のスケジュールが見られるとの報告がありました(下記)。
http://mayday.sub.jp/n.koyou/
市民フォーラムブログよりもリンクできます。
最後にユニオン習志野が纏めの発言提起を行い
この日の一連の行動は終了しました。
次回弁論期日は4月7日(金)13:30~千葉地裁で開催されます。
前回の模様・・関連ブログ
http://blog.goo.ne.jp/narashinoshimin/d/20161211
(2/18東京新聞 千葉版)