Blog満賊亭

少欲知足をモットーに日々の満足を追求していくブログ

鬼平講義

2005年04月04日 | サブカルチャ(鬼平編)
月一回開催される鬼平犯科帳カルチャースクールに通い始めて2年経つ。昨日も受講してきたばかり。「江戸切絵図」や「寛政重修諸家譜」などの江戸時代の資料を参考に、作品がどのように作られたのかを解説してもらうのが中心で、講義の最後に鬼平のビデオを一本見て終わる。講師は鬼平分析のスペシャリスト西尾忠久先生で、鬼平解説本を数冊執筆しており、池波先生やいろんな作家と交流のある方なので、時折教えてくれる作家の裏話などはたまらなく面白い。定期的に課外授業も行われ、鬼平にゆかりある史跡を歩いて回る。先日行われた懇親会では念願の「軍鶏鍋」を“つつく”ことができた。軍鶏肉の弾力とささがきごぼうのしゃきしゃき感を熱燗で。うまかったなぁ。

生徒は年配の方ばかりなんだけど、気さくな方ばかりで、いつまでも学ぼうとする熱意と深い知識には頭がさがる。歴史より食べ物の方が得意な自分にとってちょっと背伸びした講義だけど、同じモノを好む仲間と出会え、良い経験をさせてもらっている。先日なぞ貴重な和菓子情報をゲット。周りから「爺むさい趣味」と言われるけど、この醍醐味は当分やめられません(笑)

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