Blog満賊亭

少欲知足をモットーに日々の満足を追求していくブログ

旅の回顧録6 好き?嫌い?ベトナム

2005年09月18日 | 海外(パッカー篇)
 『毎回ボラれていたら、いくらうまいメシでも不味くなるって』
 『三日通い続けたのに同じ食べ物が毎日値上がっていくのはどういうこと?常連は値上がりするの?』

 知り合ったバックパッカーにベトナムの感想を尋ねると十中八九がこういった返事。たまに良く言う人も居たけれど「でも、再訪は無いかな」という声。嫌う理由のほとんどが金銭がらみのトラブルによることから入国前は警戒感が高まるばかり。「あんまりひどかったら途中でラオスに避難しよう」とさえ思ったベトナムだったけれど、幸運にも良き出会いに恵まれ、ほとんど嫌な思いをせずにノービザ期間まるまる堪能することができた。

 戦争・食事・宗教に芸能などさまざまな分野を幅広く見ることができたベトナムは、厳しい戦争の時代を乗り越えて活気ずく町と人々に満ち溢れどこか戦後の日本人気質に通ずるような雰囲気があり、親しみさえ感じたほどだった。

旅の記録⑫ ベトナム ラオカイ→ハノイ
旅の記録⑬ ベトナム フエ→DMZ→ホイアン→ミーソン
旅の記録⑭ ベトナム ニャチャン→ダラット
旅の記録⑮ ベトナム ホーチミン>



・・・・・・・・・・・・・・・・・旅Data・・・・・・・・・・・・・・・・・
○滞在日数・・・15日
○訪れた観光地(都市)
 ・ラオカイ、ハノイ、フエ、ホイアン、ニャチャン、ダラット、ホーチミン
○観光名所BEST5
 1.ホイアン…静かな町並みと活気ある港の市場風景
 2.ニャチャン…ベトナム屈指のビーチリゾート。波打際は少し汚いが昼間は貸切り状態
 3.ハノイ…バイクの喧騒、排気ガスの町だが伝統水上人形劇ロイニョクはなかなかのもの
 4.フエ…グエン朝の古都。夜の香江に浮かんだ灯籠の灯りが印象的
 5.ホーチミン…ベトナム戦争の爪痕と現代のエネルギッシュな町の雰囲気を体験

○宿泊費平均 約449円。ドミは少ない。ファンのみ4ドル~、冷房付き6ドル~
○水の値段(500ml) 3000ドン(約21円)
○うまいものBEST5
 1.フエの「Bun dac biet」お米の麺。プリプリの海老すり身がうまうま
 2.ニャチャンのおかずぶっかけ飯。イカの詰め物、豚照り焼きなんでもうまい
 3.ブンボーフエ&フォーボー…どちらも朝食にぴったりのお米の麺
 4.ホイアンのカオラオとホワイトローズ…伊勢うどんのようなカオラオと海老ワンタンのホワイトローズ
 5.フルーツチェー 路肩の屋台で鈴なりになって食べる氷入りあんみつはどこかなつかしい
○交通
 ・列車…ハードシート、ソフトシートなどの階級があるが、ハードシートは公園のベンチそのもの。長時間の乗車だとかなり堪える。列車内はジュースやお菓子売りのほか、蓮の実、ロンガンなどのフルーツ売りも頻繁に通り、結構売れる。
 ・ツアーバス…南北に長いベトナム主要都市を走るツアーバスは先を旅人の協力な味方。チケットをセットで購入すると割安でかなりお得。ただし、ニセモノのツアー会社が結構ありトラブルも後をたたない模様。
 ・シクロ…後輪がひとつの三輪車。ショベルカーのように客を乗せ、ゆっくり走るのだが、排ガスのひどい通りでは風情もへったくれも無い。値段交渉も骨が折れるようで乗らなかった。
 ・バイタク…悪名高きバイクタクシーは、客を引く際のからかうような笑いが少し陰湿。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●ベトナムのご飯
お米の柔らかさ、バラエティーに富んだ数々のおかず。ベトナム料理は安い上に美味しい。フォーやブンボーフエなどの淡白なお米の麺でも海老のすり身などがしっかり入っており、工夫がなされている。どの町にも屋台が並び、地元の人たちで混雑していた。


◆写真◆
上段左~ ブンダックビエット(フエ) カオラオ(ホイアン) 海鮮フォー(ホーチミン)
中段左~ お粥と練りもの(フエ) ぶっかけ飯(ニャチャン) バインセオ(ホイアン)
下段左~ タンロンシェイク 練乳入りコーヒー チェー

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。