![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/20/078d8ef223a615bbf182cfc37b69ebd9.jpg)
台風18号の被害に見舞われた一週間後の嵐山。渡月橋には人の往来が戻り、観光客も大勢でていたが、川沿いには避けられた倒木などそのダメージが色濃く残る状況でした。
それでも、お店は活気を取り戻そうとがんばっていらっしゃる姿が印象的。
こちらも観光客として美味しいものをいただいて、にぎわいのひとつとなってきましたよ。
今回の嵐山は、少し趣を変えて、大人の嵐山(らんざん)を楽しんできました。
お昼に予約を入れたのは、名店として名高い、松籟庵。
松籟とは松の梢(こずえに)そよぐ風。
嵐山の松に囲まれた場所にたたずむ閑静な庵。保津川のほとりに松林に囲まれた場所にたたずむ松籟庵はかつて近衛文麿の別邸として利用され静かに時を刻んできた、そんな庵で京豆腐の懐石を頂戴してきました。
お昼は11:30と13:30の時間帯で予約が可能。
天竜寺の駐車場に車を止めて、保津川をしばし歩くと、看板が見えてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/2d/02db56f96c6c80ae4d3ee95d5f0e97f8.jpg)
ここから、松の林をのぼり・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/de/99f3d65a6790b580f65c55ca952a8923.jpg)
くだり・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/15/d81d5d5ba02473b9e2ed62f177517a58.jpg)
ひっそりとした庵に到着。ちょっと息がきれるかも^^;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/b6/aff194fcf9f20e427db50eb280e50d3d.jpg)
玄関先には暖簾がかかるほか、簡素なたたずまい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/c6/e617f3e5ce634133b41f1e43f4556d7a.jpg)
お座敷に通してもらいます。川沿いは人気だそうで、予約ですぐ埋まってしまうそうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b8/7659341ad2ee394a12d7f6ab878795ba.jpg)
この日は床の間側を利用させてもらいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/cb/420145ced1fe1ae23cb1d417a42cd4e8.jpg)
今日のお品書き。一番人気のある松籟庵コースを注文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/08/f3fa8dae61a4c52e612383b96c088b86.jpg)
先付には食前酒として梅酒、それに雪塩が添えられたお豆腐。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/d3/81a20d0e06a1e8ab01205c63dd9a7889.jpg)
豆腐にさらりと溶ける雪塩が、豆腐の味をぐっ引き立ち…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/24/923bac5310a93c26bd24ea400219da24.jpg)
つづいて、見事な八寸盛り。鰤、海老の焼き物に、田楽、ゴマ豆腐、煮物に無花果、鹿の子などなど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/0b/dedbe30ed9b6689fa9bca070336b426b.jpg)
とても印象的だったのが舞茸の白和え。
ほのかな苦みが旨味として口中に広がり・・・あぁこれ日本酒とやれたらいいだろうなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c7/446d2267c1f6b84e6a580e3bf7e22cae.jpg)
皆様、ほぅ・・・、はぁ・・・とため息しながら舌鼓。時間幅にゆとりを持たせてくれるので、本当にくつろいでいただくことができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/f2/889fe379d5b1f48cebc18c6b324c0ffc.jpg)
続いて書画をやられる女将さんの創作料理。
唱歌「赤とんぼ」をイメージされた一品。万願寺とうがらしをすりつぶしたものが赤く色づく空と雲、真中の太陽をイメージしたものが黄身。
万願寺とうがらしは種の食感まで計算にいれたソースとなっており、不思議な食感を堪能できる。湯葉も美味美味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/fa/34b23cc79cde5dea4c35a78e5ee318e0.jpg)
そして、湯豆腐。昆布だしでとった煮汁、そして、やさしいかつおだし。いやぁこの湯豆腐はなんというか、それぞれの味がなじんでいてちょっと他とは違う逸品。
山椒を少し添えれば、香が広がりまた楽しめる。
もう、この辺でお腹がいい感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/c9/ec0d8014a80485b2a95b77a3af1d559d.jpg)
揚げ出し豆腐、〆のご飯、香の物。ちりめん山椒もつく。もうお腹いっぱいだったけど、手を付けたらあっという間にぺろり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/67/80296fb59d07f2b0f6d8cd246a9f47fa.jpg)
豆腐のアイスは生八つ橋を上に乗せ、黒蜜を垂らしたもの。これ、うますぎ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/5b/897e6d33293ed21292e32ead0f3da3fa.jpg)
お給仕してくださる、女中さんとの会話も楽しいもの。お店は幸い台風の影響もなく、1日の休業で済んだそうな。
紅葉のシーズンはいつ頃がお勧めですか?と聞くと、12月第一週がよろしいおすぇとのこと。
なんでも既に来年の紅葉のシーズンにも予約が入っているそうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/eb/57f54bf861c5f82a801cf897b016cfed.jpg)
格式高いお店のはずなのに、この居心地の良さはすごいね。徹底したおもてなしのこころを堪能させてもらいました。
また訪れたいお店のひとつ!今度は運転手以外で来たいね~。
帰りは渡月橋まで腹ごなしの散歩。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/cf/7f8b296884fbf402a345bdbb8cd2c62a.jpg)
やはり、洪水はすごかったようで、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/35/817d99f103314c698fdc1c72b463bd08.jpg)
手洗い場も水の勢いで壊れ使用不可に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/7e/f80239af935fe62df522c40154fe5061.jpg)
渡月橋の橋下には濁流で流れた木々がこの通り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/52/c309827616f8530c943991c9939bddaf.jpg)
それでも、がんばっているんだよね~
笑顔絶やさず、ほんと素晴らしい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/17/91c05c755b25df15e2d83a6558738d23.jpg)
嵐山はお食事だけで済ませ、天竜寺には寄らず、いつものお土産を買いにお森嘉へ。
飛竜頭(ひろうす)とお豆腐、お揚げなどをいただく。
この日も買い求めるお客さんで店の前は混雑している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/9d/446c4c92f1b1fdecd46ac59e64e776f3.jpg)
店員さんも大忙し!それにしてもでかい店内。豆腐屋は朝が早いのに夕方18:00までやっている人気ぶり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/52/a962e8cb9c85621a3b6a1b36d7b74259.jpg)
嵐山はじめ、被災した地域が一日もはやく復興することを祈ります。
晩秋の京都にもいきたいな~。やっぱり燃えるようなもみじみたいねぇ!
◇松籟庵◇
住所:京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町官有地内
営業時間 : 月~木 11:00~17:00
金〜日・祝 11:00~20:00
定休日:年中無休(但し、年末年始のみ休業)
電話 : 075-861-0123
★★朝日放送系列(全国ネット)★★
日 時:10月6日(日)9:30〜
番組名:「だけど食堂」
出演者:鈴木 砂羽 柳原 可奈子 「松籟庵」女将 小林 芙蓉
◇嵯峨豆腐 森嘉(さがとうふ もりか)◇
住所:京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町42
TEL:075-872-3955
営業時間:8:00~18:00 (但し8/16、12/31は売切れ次第閉店)
定休日:毎週水曜日(火曜日定休あり),1/1~4
それでも、お店は活気を取り戻そうとがんばっていらっしゃる姿が印象的。
こちらも観光客として美味しいものをいただいて、にぎわいのひとつとなってきましたよ。
今回の嵐山は、少し趣を変えて、大人の嵐山(らんざん)を楽しんできました。
お昼に予約を入れたのは、名店として名高い、松籟庵。
松籟とは松の梢(こずえに)そよぐ風。
嵐山の松に囲まれた場所にたたずむ閑静な庵。保津川のほとりに松林に囲まれた場所にたたずむ松籟庵はかつて近衛文麿の別邸として利用され静かに時を刻んできた、そんな庵で京豆腐の懐石を頂戴してきました。
お昼は11:30と13:30の時間帯で予約が可能。
天竜寺の駐車場に車を止めて、保津川をしばし歩くと、看板が見えてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/2d/02db56f96c6c80ae4d3ee95d5f0e97f8.jpg)
ここから、松の林をのぼり・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/de/99f3d65a6790b580f65c55ca952a8923.jpg)
くだり・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/15/d81d5d5ba02473b9e2ed62f177517a58.jpg)
ひっそりとした庵に到着。ちょっと息がきれるかも^^;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/b6/aff194fcf9f20e427db50eb280e50d3d.jpg)
玄関先には暖簾がかかるほか、簡素なたたずまい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/c6/e617f3e5ce634133b41f1e43f4556d7a.jpg)
お座敷に通してもらいます。川沿いは人気だそうで、予約ですぐ埋まってしまうそうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b8/7659341ad2ee394a12d7f6ab878795ba.jpg)
この日は床の間側を利用させてもらいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/cb/420145ced1fe1ae23cb1d417a42cd4e8.jpg)
今日のお品書き。一番人気のある松籟庵コースを注文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/08/f3fa8dae61a4c52e612383b96c088b86.jpg)
先付には食前酒として梅酒、それに雪塩が添えられたお豆腐。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/d3/81a20d0e06a1e8ab01205c63dd9a7889.jpg)
豆腐にさらりと溶ける雪塩が、豆腐の味をぐっ引き立ち…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/24/923bac5310a93c26bd24ea400219da24.jpg)
つづいて、見事な八寸盛り。鰤、海老の焼き物に、田楽、ゴマ豆腐、煮物に無花果、鹿の子などなど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/0b/dedbe30ed9b6689fa9bca070336b426b.jpg)
とても印象的だったのが舞茸の白和え。
ほのかな苦みが旨味として口中に広がり・・・あぁこれ日本酒とやれたらいいだろうなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c7/446d2267c1f6b84e6a580e3bf7e22cae.jpg)
皆様、ほぅ・・・、はぁ・・・とため息しながら舌鼓。時間幅にゆとりを持たせてくれるので、本当にくつろいでいただくことができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/f2/889fe379d5b1f48cebc18c6b324c0ffc.jpg)
続いて書画をやられる女将さんの創作料理。
唱歌「赤とんぼ」をイメージされた一品。万願寺とうがらしをすりつぶしたものが赤く色づく空と雲、真中の太陽をイメージしたものが黄身。
万願寺とうがらしは種の食感まで計算にいれたソースとなっており、不思議な食感を堪能できる。湯葉も美味美味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/fa/34b23cc79cde5dea4c35a78e5ee318e0.jpg)
そして、湯豆腐。昆布だしでとった煮汁、そして、やさしいかつおだし。いやぁこの湯豆腐はなんというか、それぞれの味がなじんでいてちょっと他とは違う逸品。
山椒を少し添えれば、香が広がりまた楽しめる。
もう、この辺でお腹がいい感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/c9/ec0d8014a80485b2a95b77a3af1d559d.jpg)
揚げ出し豆腐、〆のご飯、香の物。ちりめん山椒もつく。もうお腹いっぱいだったけど、手を付けたらあっという間にぺろり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/67/80296fb59d07f2b0f6d8cd246a9f47fa.jpg)
豆腐のアイスは生八つ橋を上に乗せ、黒蜜を垂らしたもの。これ、うますぎ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/5b/897e6d33293ed21292e32ead0f3da3fa.jpg)
お給仕してくださる、女中さんとの会話も楽しいもの。お店は幸い台風の影響もなく、1日の休業で済んだそうな。
紅葉のシーズンはいつ頃がお勧めですか?と聞くと、12月第一週がよろしいおすぇとのこと。
なんでも既に来年の紅葉のシーズンにも予約が入っているそうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/eb/57f54bf861c5f82a801cf897b016cfed.jpg)
格式高いお店のはずなのに、この居心地の良さはすごいね。徹底したおもてなしのこころを堪能させてもらいました。
また訪れたいお店のひとつ!今度は運転手以外で来たいね~。
帰りは渡月橋まで腹ごなしの散歩。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/cf/7f8b296884fbf402a345bdbb8cd2c62a.jpg)
やはり、洪水はすごかったようで、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/35/817d99f103314c698fdc1c72b463bd08.jpg)
手洗い場も水の勢いで壊れ使用不可に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/7e/f80239af935fe62df522c40154fe5061.jpg)
渡月橋の橋下には濁流で流れた木々がこの通り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/52/c309827616f8530c943991c9939bddaf.jpg)
それでも、がんばっているんだよね~
笑顔絶やさず、ほんと素晴らしい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/17/91c05c755b25df15e2d83a6558738d23.jpg)
嵐山はお食事だけで済ませ、天竜寺には寄らず、いつものお土産を買いにお森嘉へ。
飛竜頭(ひろうす)とお豆腐、お揚げなどをいただく。
この日も買い求めるお客さんで店の前は混雑している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/9d/446c4c92f1b1fdecd46ac59e64e776f3.jpg)
店員さんも大忙し!それにしてもでかい店内。豆腐屋は朝が早いのに夕方18:00までやっている人気ぶり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/52/a962e8cb9c85621a3b6a1b36d7b74259.jpg)
嵐山はじめ、被災した地域が一日もはやく復興することを祈ります。
晩秋の京都にもいきたいな~。やっぱり燃えるようなもみじみたいねぇ!
◇松籟庵◇
住所:京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町官有地内
営業時間 : 月~木 11:00~17:00
金〜日・祝 11:00~20:00
定休日:年中無休(但し、年末年始のみ休業)
電話 : 075-861-0123
★★朝日放送系列(全国ネット)★★
日 時:10月6日(日)9:30〜
番組名:「だけど食堂」
出演者:鈴木 砂羽 柳原 可奈子 「松籟庵」女将 小林 芙蓉
◇嵯峨豆腐 森嘉(さがとうふ もりか)◇
住所:京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町42
TEL:075-872-3955
営業時間:8:00~18:00 (但し8/16、12/31は売切れ次第閉店)
定休日:毎週水曜日(火曜日定休あり),1/1~4