Blog満賊亭

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菜食健美<1129の日

2013年11月29日 | 雑記
イスラムの国では豚肉は不浄とされ食べることを禁じられている。ハラール食品(食品工程で豚に関するものを一切使われていない食品)しか食べない徹底ぶりであるため、先日訪れた豚食王国の沖縄を訪れるイスラム人は相当苦労すると思うが、リゾート地としての人気が高く、イスラム圏からの来訪者は少なからず居るとのこと。

一方、タイの友人たちはイスラムほどではないが、牛を食べることを避ける方が多い。こちらは、イスラム圏が豚肉を不浄の肉として忌み嫌うのとは異なり、牛は神聖な生き物として食べることを避けていることが理由となっている。

トルコ料理の代表の一つケバブから、肉を多く食すイメージが強いが、肉類の消費量は日本と比較して6割程度の模様。カッパドキアで出会ったメキシコ・フランス・ウルグアイの先生たちほとんどがベジタリアンと主張しており、健康志向の穀菜人が多いようではあったが、中にはベジタリアンと宣言しながらも、お肉を食べていた方も居たのでちょっと気になって調べてみた。

世界の食文化、禁忌食には宗教上の問題も多く含まれているようだが、それとは別に菜食主義(ベジタリアン)にもいろいろと種類があることが調べてみてはじめてわかった。

■ヴィーガン
一切の動植物食品(肉類全般、魚介類、乳製品、卵)や蜂蜜なども食べず、動物から作られる製品すら使用しない厳格なベジタリアン
■ラクトベジタリアン
肉類全般・魚類・貝類、卵を食べない
■オボベジタリアン
肉類全般・魚類・貝類は食べないが、乳製品は食べる
■ペスコベジタリアン
肉類全般は食べないが魚介類は食べる
■ポーヨーベジタリアン
肉類では鶏肉のみ食す(ほかの肉は食べない)
■フルータリアン
地下茎野菜や果物のみ食べるなんて分類もあるのね。

IVU(国際ベジタリアン連合。1889年設立、本部:英国)では、植物性食品に加えて乳製品と卵の両方を食べてよい「ラクト・オボ・ベジタリアン」を基本的なベジタリアンと認めている。


ほかにも、台湾や中国の料理店でみられる「素食」(精進料理)や、厳格な仏教徒やヒンドゥー教徒が禁じる野菜「五葷(ごくん)」※「ニンニク」「ニラ」「ラッキョウ」「玉ねぎ」「アサツキ」臭いが強く修行の妨げになるとの理由から、食べることが禁じられている。

などなど色々と制限があることがわかったと書いておきながら、イイニクイ話だが、今日は11月29日!
そう、イイニク=いい肉の日なのである。

師走を前に全力疾走が始まり、連日フル回転の日々からか、戦闘モードに突入。こうなると嗜好も若干攻撃的になるようで、皆、ローカルCMのわたしは焼肉が食べたいの!がやたら気になっているところ。本日は根性でシゴトを終わらせ、焼き肉を食う。ただそれだけの話なのである。


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