鹿とお散歩 奈良大和路

大好きな鹿・奈良公園・大和路を気ままに歩いた記録です

和舞・東遊拝観

2014-05-02 08:47:24 | 春日大社
4月29日は 春日大社で 和舞(やまとまい)東遊(あずまあそび)が奉納されます

残念ながら朝から雨・・・

砂ずりの藤は長い房で70センチくらい伸びていました
今年は期待できそうですね



檜皮葺きの直会殿の屋根からは細かくて優しい滴が流れます
(回廊は瓦なので、粒が大きいです)



千鳥権禰宜が和舞・東遊について説明をして下さいます
この千鳥さんは代々春日大社に奉職されてる家柄だそうで、
さかのぼると鹿島神宮から神様が奈良に来られた時からお仕えされてるとか。
以前もお聞きしたことある話ですが、何度聞いても驚きます!



午後4時から和舞が奉納されます
(雨なので、舞殿で)



榊を持った二人舞



四人舞は、袍(ほう)の右袖をぬいで、榊を腰にさします
(太刀の鞘、虎のしっぽみたいです)





続いて、東遊
春日大社では他に例が無い童舞(少年)
おん祭りのお渡り式の時、日使(ひのつかい)の従者の十列児(とおつらのちご)が
舞うのも、東遊です



和舞と同じく、曲が変わると、袍(ほう)の右袖をぬぎます



この後、若宮様でも奉納されます
和舞はご本殿では前段・若宮様は後段となります

和舞と東遊を拝観するのは今回が初めてです
慣れ親しんだ雅楽とは違い、神職さんによる演奏と歌
(巫女さんの神楽の伴奏のような感じ)はテンポがゆったりとして
心が落ち着きます

来年もまた、拝観できますように!
そして、少しずつ理解を深めていけたら、と思ってます