鹿とお散歩 奈良大和路

大好きな鹿・奈良公園・大和路を気ままに歩いた記録です

ひつじの赤ちゃん

2015-02-26 10:03:09 | 山添村
奈良と三重の県境にある山添村
羊を放牧している「めえめえ牧場」で赤ちゃんが産まれていると聞いて
早速会いに行きました。



双子ちゃんだそうです
羊では時々産まれるとか。
(奈良公園の鹿では見た事ありません)



元気いっぱい!



産まれて2週間くらい
猫くらいの大きさで、思わず抱っこして連れて帰りたくなるほど可愛い♪



お乳を飲むとき、前足を折り曲げるのね!
始めて見ました。



普段、見ている、奈良公園の鹿は・・・



わかっているけど・・・お母さんの足の長さの違いね。

サフォークも元気(^^♪



昨年末、ポニーが3頭仲間入りしたそうですよ。



奈良公園の小鹿、一度、抱いてみたいけど・・・
きっと長い足で蹴られそうです。

子羊だったら、大人しく抱っこさせて貰えそうです。
(無理だけど)


近くにある映山紅(レストラン)
薪ストーブが暖かくて、眺めも良く
つい長居してしまうのです。



笠置寺

2015-02-22 16:02:07 | お水取り
2月21日は 別火坊に入られた練行衆が行中の無事を祈願して
境内諸堂を参拝して回られる「社参」の日

今年は、きちんと拝見したい!
と一年前から手帳に書き入れて、心待ちにしていたのですが・・・
予定を変更して笠置寺に出かけました

修二会・通称お水取りは東大寺二月堂で行われるのは、皆さんご存知の事。
今年で1264回目なのですが・・・
第1回目は笠置寺の正月堂で行われたそうです

ずっと前から、その笠置に行きたくて、なかなか願いが叶わず、急に前日、出かける事に
なりました。

笠置の地は天武天皇が大海人皇子であった時、この辺りで狩猟をし、危険な目に遭った時、仏に
祈って危機を逃れ感謝の意を込めて笠を置いた故事にちなんでいるそうです」

駐車場でいきなり、お猿さんと遭遇!
4~5匹の群れです。



小ぶりな山門をくぐると・・・



笠置寺は高さ15mの大きな岩に刻まれた「弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)」がご本尊
右下に見えるお堂が正月堂(本堂です)

弥勒磨崖仏は南北朝時代の戦火により、ほとんど肉眼では見えなくなっています



この張り紙に笠置寺の矜持を感じます
子供の頃、親に「東大寺は二月堂、三月堂(法華堂)四月堂はあるのに一月堂は無いの?」
と聞いて、「笠置にある」と教わった事をここで思い出しました。
(正月堂は一月堂の事)



正月堂は二月堂と同じ、懸崖造りでした。



第1回目の修二会を行った場所に感動してその先には・・・
実忠和尚が弥勒菩薩の世界に入られたという千手窟(せんじゅくつ)が見えて来ました
ここが本当の兜率天への入り口



笠置と東大寺の縁の深さが記されてます



巨石を巡る修行場の途中、この千手窟の裏が見える場所がありました。
私のような凡人には何も見えないけど、きっと兜率天のような異世界が見える人、
きっとおられるはず!



虚空蔵磨崖仏(こくぞうまがいぶつ)



木津川が見えます



山頂近くで、大きなドラミングの音!
キツツキが木を突く音ですが、アカゲラが居ました
ボケた写真ですが、全長25センチの大型のキツツキです

・・・もっと大きなドラミングの音が聴こえてきて・・・
今度はアオゲラ!!
約30センチのキツツキです

アカゲラアオゲラが居る山は、こんな大きな鳥が住める太い木が沢山ある、という証拠




南北朝時代、倒幕計画に失敗した後醍醐天皇画入山されたことにより、幕府軍に焼き討ちされた笠置山ですが
今も信仰の山として多くの人に大切にされています。
第1回お水取りの聖地 だからという軽い気持ちで出かけましたが、それ以前から聖地として
崇められていたのだと、わかりました

季節を変えてまた訪れてみたい笠置でした。

竹送り・お迎え式

2015-02-19 16:35:41 | お水取り
毎年2月11日 京田辺市の山城松明講の方々による竹送りがあります
この竹は籠松明に使われる特別な竹だそうです

途中奈良豆比古神社辺りまではトラックで運ばれて、そこから人々が担いで転害門まで
運ばれます

歓迎するお迎え太鼓の演奏とともに、竹が到着










道中、道が狭く危険な事もあり、今年は竹3本、藤蔓3巻を転害門に届けて
残りは大仏前交差点から大八車が合流するそうです。
軽トラ2台分の藤蔓を集めるのはさぞ大変だったことと思います。

いよいよなんですね。修二会

竹送り・二月堂

2015-02-16 19:02:55 | お水取り
2月11日 お松明に使う竹が見たくて、二月堂へ。
長くて真直ぐな竹
この竹をみると、いよいよ、もうすぐお水取りなんだって実感します



ちょうど、仁伸会の方々が竹を奉納されているところでした。
会の方々のご厚意で、竹に願い事と名前を書かせて頂き、感激~!
有り難うございました!



兜率天への入り口?



蝋梅が満開









この後、転害門で行われる「竹送り・お迎え式」を見学に行きます

・・・竹に書かれた願い事・・・「世界平和」という文字が目立ちました・・・