鹿とお散歩 奈良大和路

大好きな鹿・奈良公園・大和路を気ままに歩いた記録です

羊でも除草

2014-06-30 09:07:23 | その他
奈良市の登美ヶ丘北中学校で、羊に草を食べて貰って除草する試みが行われています

山添村のめえめえ牧場からお借りした羊(サフォーク種)
が4頭、西斜面に放牧されてました

トミ・キタ・モコ・メイ と名前が付けられてます
鹿よりも足が短くて、丸くてフワフワですね!







この看板の奥に羊小屋があって、生徒さんが交代で世話をしているとか。



写真は、近くにあるイオン登美ヶ丘の駐車場から撮影しました。

若い頃、登美ヶ丘という地名は、ここが開発されたときに名づけられたと思っていましたが
古事記・日本書紀に所縁のある古い地名なのです

神武天皇・神倭伊波礼琵古命(かむやまといわれひこのみこと)が日向の高千穂から東征し大和に
入ろうとした時、抵抗したのが、登美能那賀須泥毘古(トミノナガスネヒコ)
この登美能那賀須泥毘古の名前が地名になっています(諸説あるそうですが)

神話の時代からは想像できないくらい、開発された登美の地ですが
現在まで、地名が残っているのはやはり奈良なんだな、と感じます

ギャラリー瑲(そう)

2014-06-29 13:21:43 | 美術館
奈良市登美ヶ丘の ギャラリー瑲
「瑲(そう)」とは静かに響きあうという意味だそうです

大和路の仏像や風景を撮り続け、平成24年12月に81歳で亡くなった写真家、
井上博道さんの写真が展示されています。
 幡 BAN INOUE を立ち上げた方でもあります

知らず知らずのうちに買っている 幡 INOUE の商品が大好きです
ニュースでこのギャラリーの事を知り、伺いました







閑静な住宅街の中にありますので、通り過ぎてしまいそうです。
井上さんがお住まいになっておられたご自宅を改装された、静かなギャラリーです

リビングではお茶、お菓子を戴くこともできます(千円)
入館料は無料




三条通りの賑わい

2014-06-28 09:36:16 | その他
興福寺・三重の塔の南側の商店
昼間はこのような感じですが・・・



夕方になると、突然お店が開きます





ご近所に住む方から修学旅行シーズンは夕方からお店が開きますよ
と聞いていましたが、その様子を初めて見て驚きました

売ってるお土産も想像以上に良い物があってびっくり!
奈良県民の私も、欲しい~と思う物がたくさんでした。

楸(キササゲ)

2014-06-27 07:58:31 | 季節の花
楸…木偏に秋  ヒサギ(アカメガシワ)の事だと思っていましたが
このキササゲ(ノウゼンカズラ科の落葉高木)も同じ漢字を書くようです







興福寺・国宝館の東側にあります
もう、花は終わりかけていましたが、木の下に居ると甘い香りで酔いそうでした。

さようなら、白ちゃん・・・

2014-06-26 10:36:45 | 鹿
小鹿公開では感動的な小鹿誕生に立ち会う事もあるのですが
反対に、悲しい出来事もあるのです

朝、開始直後の11時過ぎ、出産!?
小鹿の前足が見えてます
良く見ると、額に白い斑点がある鹿さん。
博物館に居るので度々会う事ができるし、何より特徴があって区別できるのが
嬉しくて、「白ちゃん」と呼んでいるのです

この白ちゃんの出産に立ち会えるなんて!!と感激ですが・・・







なかなか、産まれてきません
そのうち1時間以上経過して、獣医さんが鹿苑に戻しました



他の小鹿も心配そう。



結果、残念な事に小鹿は死産。
その上、白ちゃんまでも・・・残念な結果になってしまいました・・・

愛護会さんも、何代目かの白ちゃん、と呼んで可愛がっておられたそうです。
伝説の白ちゃんの悲しい物語と重なって、今でも白ちゃんの事を思うと
涙が出て来ます



博物館の庭で可愛い小鹿を連れた白ちゃんにはもう、会えないけど
産まれてくるはずの小鹿と天国で幸せに・・・・と祈ります
白ちゃん、さようなら。