春日大社では毎月、1日 11日 21日 旬祭が斎行されています
21日は一般の私達も参列させて頂けます
本殿の瑞垣のすぐ外側に有る御廊に入る事ができます
瑞垣内は皇室の方と神主さんしか立ち入る事が出来ませんから
御廊は瑞垣の外で一番ご本殿に近い場所なんです
10時から約1時間、お祭が終わった後、花山院宮司の講話があります
(毎月担当の神職さんは変わりますが、毎年1月は花山院宮司)
この日のテーマは「神楽」
春日大社の神楽は千年以上、ほぼ変わらない形だそうです
多くの神社で舞われる「浦安の舞」は昭和になって日本舞踊の影響を受けて作られた神楽で
現代的な大きな動きが特徴なんだとか。
神楽の中では昭和が現代なんですね。
神戸の生田神社では宝塚にお願いして作って貰った神楽があるそうです
一度拝見したいものです。
昼食として神米の御粥を頂きます
昨年は・・・御餅がトッピングされてたような・・・
お正月、神様にお供えされた御下がりなので、楽しみだったのですが、200人以上の方が参列されてたので
しかたありませんね。
恒例!1月の楽しみとして
お祓いをして頂いた御神木の竹柏(なぎ)の葉を宮司さんから手渡しで頂けます
この竹柏、少々、毒がある為、鹿は食べません
その為、春日山原生林や奈良公園内でどんどん増えて行き、生態系が変わると問題になっています
県は、竹柏を駆除、伐採すると発表したのですが、春日大社にとれば、御神木
県に対して、「駆除・伐採」の表現を変えて欲しいと申し入れしているそうです。
下草を鹿が食べるので、見通しが良い奈良公園で、珍しく苗木が育っている、と見つけたら
この、竹柏(なぎ)、馬酔木(あせび)、ナンキンハゼ です。
それぞれ、毒があるので鹿が避けます。
余談ですが・・・この竹柏の葉、お財布に入れてお守りにして持ち歩いています
小銭入れに入れてるのに、一年たってもボロボロにならないのが不思議
さすが御神木