一般には立ち入る事のできない、お旅所の御假殿の見学会です
約1時間の講義の後、お祓いを受けて、お旅所に向かいます
おん祭り当日、篝火を焚いていた場所!
御假殿の前に若松が2本植えられています。
(鹿に食べられてボソボソ・・)
これが後に門松になっていったそうです
松葉で葺かれた屋根
床は蒲鉾状の材を使っています
長押(なげし)の下には、何故かモミの枝
柱・屋根、全て松材を使っているのに、どうしてなのでしょう?
はっきりした理由はわからないそうです。
横から
後ろから
壁に白土で付けられたの三角の模様は、若宮様が水の神様(白巳)なので
・蛇や龍のウロコを表現してると言われてる説
・あくまでも旅の宿なので、漆喰で全面を塗るところを、軽く塗り、
あえて、仮である事を強調した説
様々ですが、真意はわからないそうです
松材をふんだんに使っているのは、松がお目出度い木だと言う事、
手に入りやすいから、との事でした。
たった一日の旅の宿ですが、本殿に習った春日造。
若宮様に楽しんで頂きたいという気持ちがあちこちに工夫されています。
普段は見ることの出来ない場所・・・
いくら神様がいらっしゃらないとは言え、近くまでズケズケと
土足で上がりこんでしまった事を、後から後悔しました。
奥が深いですね。。。おん祭・・・