鹿とお散歩 奈良大和路

大好きな鹿・奈良公園・大和路を気ままに歩いた記録です

子供の日・万葉雅楽会

2016-05-22 20:35:25 | 雅楽
端午の節句

春日大社で菖蒲祭が執り行われていました


蘇莫者・そまくしゃ
聖徳太子ゆかりの舞です





迦陵頻(かりょうびん)
極楽に住んでいるという霊鳥の舞


胡蝶(こちょう)
花に遊び戯れる蝶の舞


甘州(かんしゅう)
女官達の袖が風で翻る美しい様子を舞に現したそうです


林歌(りんが)
ネズミが刺繍された衣装です




春日大社・舞楽始式

2016-01-12 17:13:15 | 雅楽
昨年大晦日、春日大社の年越しの大祓式と除夜祭に
参列させて頂き、清々しい気持ちで新年を迎える事ができました

初詣は、今日成人の日に。
今日は舞楽始式が執り行われます

今年の演目の蘇莫者(そまくしゃ)
実は私が住んでいる町が舞台になっているのです
これは是非拝見したいです!

管絃・・・陵王
舞楽・・・振鉾三節・延喜楽・蘇莫者(そまくしゃ)





場を清める振鉾三節



衣装が美しく豪華です
・・・でも夏用はないので、暑い時期は大変。



延喜楽



蘇莫者(そまくしゃ)

金色の猿面と蓑を付け、霊芝を型どった物を持った舞
聖徳太子が平群谷で笛を吹いていると猿が山から下りて来て
めでたい舞を舞った事に由来
(役行者が吉野山で・・・という説も有り)

聖徳太子大使に扮した楽人が笛を吹きます

写真撮れなかったので、「よみっこ」より



今年産まれの小鹿ちゃん♪




子供の日・万葉雅楽会続き

2015-05-14 09:42:53 | 雅楽
童舞に続き・・・

五常楽(ごじょうらく)・・・左舞
序・破・急の全曲 約30分舞を堪能致しました





二棟の獅子が向き合う刺繍の模様が美しい装束です



白濱(ほうひん)・・・右舞





五常楽と色違いの獅子が刺繍された装束



途中、右肩を脱ぎます・・・



緑に朱色が映えて表現できない程美しくて!
見物人からも歓声とため息が!



春日大社・万葉植物園の浮き舞台での雅楽会は
神様への奉納の音楽や舞は、古代から大自然の中で行われてきた事を思い出させて貰えます。
風が吹き、水面が波立ち、笛の音と小鳥のさえずり・・・
舞手の袖が翻るたび、神様はきっと楽しんでご覧になっておられる・・・
と勝手に想像してみたり。

本当に良い一日でした

子供の日万葉雅楽会

2015-05-10 22:37:32 | 雅楽
爽やかに晴れた子供の日
春日大社・万葉植物園の浮き舞台で雅楽会が催されました

水面に映る緑が美しく、何とも言えず、優美な時間です

管絃「千秋楽」
相撲や、演劇の最終日を「千秋楽」と呼ぶのはこの曲に由来しているそうです




振鉾(えんぶ)
(国土安穏、雅音成就を願って舞台を清める為の舞)





迦陵頻(かりょうびん)









胡蝶(こちょう)











続く・・・

昭和の日 東遊(あずまあそび)拝観

2015-05-05 22:03:16 | 雅楽
春日大社の「東遊」の舞手は少年たちです
天女の羽衣伝説に由来するともいわれていて、少年が舞うのは春日大社だけだそうです





演奏は
笏拍子、和琴、琴持2人、高麗笛、篳篥
和舞と同じく笏拍子に合わせます



衣装は竹・桐・雉



冠には桜の花





曲の途中で片袖を脱ぎます



印象ががらりと変わります










和舞も東遊も私には難しい内容だと思うのですが
講義の中で

片袖を脱いだ後に歌われる「求子の歌(もとめごのうた)」
千早振る 春日の山のみかさ松 あはれれん れれんやれれんや れれんやれん あはれのみかさ松

「春日の山のみかさ松」 
宮中では  神の御前の姫小松」
加茂社では「加茂の社の姫小松」
・・・と歌われ、ご当地ソングのようですね。と伺い・・・
とってもこの話が印象に残りました

あまり難しく考えず、素直に拝観した方が良いのですね!