先週は暑い位の日が多く、奈良八重桜が満開になりました
週末は、散り始め、といった様子でした
咲き始めは白く、段々濃いピンクになるという特徴があり
本当に可憐で愛らしい桜です
でも遠目にみると・・・
葉が一緒に出て、花も小さいから寂しい感じ
(東大寺・戒壇院にて)
しつこいようですが、近くで見たらこんなにも可愛い花(^^♪
散ってる様子も可愛い
いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな
伊勢大輔
百人一種でも有名なこの歌に詠まれてるナラノヤエザクラ
・・・奈良に咲く八重桜 ではなくて桜の品種の名前です
枝先にボールのように、たわわに花を付ける一般的な八重桜と違い
繊細で可憐な八重桜です
でも少し前までは、園芸種の八重桜との違いが判りませんでした。
数年前から
奈良八重桜の会のイベントに参加したり
話を聞いて、やっと「奈良八重桜」を説明できるようにもなって来ました。
綺麗な花だから、見て愛でるだけで良いわけですが・・・華やかなソメイヨシノとは違って注目されなくて・・
木の下に立ってみて初めて桜だと気づく。
桜の季節が終わってから咲くのも原因かな・・?
歴史ある桜だから、それを学ぶと、より一層魅力を感じて、大好きになってしまいます。
なんだか、奈良と似ていると思いませんか?
まほろばソムリエさんの「
どっぷり!奈良漬け」の記事を読んでいて、そう感じました。
何より一番言いたいのは・・・奈良県民はもっと地元の事を知りましょう!