鹿とお散歩 奈良大和路

大好きな鹿・奈良公園・大和路を気ままに歩いた記録です

もうすぐ正倉院展

2014-09-30 15:30:59 | 美術館


今年の正倉院展のポスターやチラシ
ここ数年の中で一番地味・・・
私だけでなく、皆同じ意見。
この写真を撮ってる時、観光客も「地味ね~」と話しておられました。

鳥毛立女屏風は、ヤマドリの羽が張られていて、きっと見事な美しさだったと
思います
雉や孔雀のように金属質のキラキラした輝きは無いけど、グラデーションが見事です
・・・でも今はヤマドリにとって住みにくい世の中です。
雉と共に狩猟対象になっていますが、保護してほしい鳥なのです



今回一番見たいのが、白瑠璃瓶(はくるりのへい)



正倉院展、楽しみです!

松尾寺・念願のトルソーを拝観

2014-09-28 21:03:19 | お寺・神社
大和郡山市の松尾寺へ行きました
開祖は、日本書紀を編纂したと伝えられている舎人親王と伝えられています



一番の目的は、白洲正子が愛したという「トルソー」の拝観でした

2011年「白洲正子生誕100年特別展」で初めてお寺から出陳されたのです。
近畿では、滋賀県立美術館で開催されていたのに、行けなかった・・・
その後、お寺での特別公開にも縁が無くて、ようやく念願が叶いました。

宝物殿の他にも
本堂に安置されている舎人親王像や行者堂が拝観出来ます
それぞれ、お寺の方が丁寧な説明をして頂けます

お寺から、法隆寺へと続く山道を少し歩きました
おそらく私の足でも法隆寺までは約1時間。
途中までは、舎人親王の時代から変わってないと伝わる道です
山の中腹からはゴルフ場が見え始め、ちょっとがっかり。

古事記を編纂した太安万侶のお墓にお参りをして
日本書紀を編纂した舎人親王ゆかりのお寺を拝観出来て嬉しいです。
今年中に後一か所。
稗田阿礼をお祭りしている賣太神社(めた神社)にお参りしたいです
今更ですが、記憶力が良くなりますように・・・

太安万侶さん

2014-09-27 09:57:21 | その他
山添からの帰り、お茶で有名な田原に寄りました
太安万侶のお墓があります



急斜面の茶畑にあり、重機が使えない為、手作業で耕していた時に
偶然見つかったそうです
「やすまろさんや!」と関係者が叫んだというエピソードが残っていて
架空の人物だと言われていた「やすまろさん」が人々に親しみを持たれていたんだな
ってわかります





見つかった墓誌には「左京の四條四坊」に住んでいた事も書いてあったそうです
JR奈良駅の近くでしょうか?
平城宮まで、徒歩20分~30分
「やすまろさん」が歩いていた時代の景色は・・・と
歴史のロマンを感じます。

白毫寺の萩

2014-09-26 09:29:21 | お寺・神社
9月20日、白毫寺に萩を見に行きました

ピンクの萩はまだ三分咲
白が見頃を迎えていました

萩は万葉集で一番多く詠まれていた植物なんだそうです
豊かに咲く花が豊穣の秋を連想するのでしょう。







小さな蝶が飛んでいるような可憐な花



酔芙蓉(すいふよう)
朝花が開いて夕方には萎む一日花ですが、咲き始めは純白・次第に淡い紅色・夕方には
紅色になります。
同じ枝に2色の花が咲いているようにも見えますね


彼岸花

2014-09-25 09:34:21 | 季節の花
今年は、飛鳥へ彼岸花を見に行く予定でしたが、機会が無く
ご近所の彼岸花を愛でています



家から徒歩10歩!
毎年こんなにも美しく咲いてくれる場所があります。
ただ、宅地開発の影響で、周囲の景色が良くありません・・・
たわわに実る稲穂と彼岸花は良いですね。