乾物屋の娘【乾物屋の今井商店 https://kanbutuya-imai.com】

乾物屋の娘が子供の頃から近くにある「乾物」を今見直そう!
子どもと一緒に、「ていねいな暮らしをしたい」と心がけて・・・

大好き!すき昆布!

2012年06月06日 | 今井商店のこと
すき昆布・・・皆さん、ご存知でしょうか?
調理されたすき昆布を食べたことはあっても、実際に手にとり、ご自分で使ったことがある方はどのくらいいらっしゃるのかな?


すき昆布の煮物



刻んである昆布が板状になって乾燥してあります。
水で戻して、炒め煮したりします。

三陸宮城で作られます。
大震災以降、産地の高台の倉庫にあったものを販売しておりましたが、完売してしまいました。

・・・今年の春、新物が入荷いたしました!

本当に嬉しいですっ。
これを販売して、少しでも産地が元気になりますように~っ

乾物屋の今井商店 すき昆布



すき昆布とは・・・
新鮮な昆布を90ºCの熱湯でボイルする。
ボイル後は冷水に通して一気に冷却する。

長さを整え裁断機で昆布幅を2~3mmに切る。
裁断した昆布の「ぬめり」を洗浄機で取る。

1枚25g以上に仕上がるように、刻んだ昆布を650gに計量し、専用の「すのこ」に昆布を敷き詰め、
水に浸しながら厚さが均一になるように形を整える。

乾燥機で「すのこ」のまま、60度で7時間くらい乾燥させる。

「すのこ」から取り出し、一枚一枚を目視検査し「すき昆布」が出来上がる。
漁業協同組合での金属探知機で検査した後に市場へ出荷される。
普代村がすき昆布より