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今月のおすすめ商品「能登産えご草」

2017年08月03日 | 今井商店の商品紹介
新潟県、ようやく梅雨明け宣言!


今年の梅雨は長かったです。
その梅雨の間に強い雨が何度か降りました。

最近は短時間に強い雨が降って、すぐに道路冠水や、
同じところで強く降るため、被害が大きくなります。

柏崎市でも避難指示が出た地区がありました。


ようやく夏が来ました。



梅雨の初めは全く雨が降らず、水不足を心配する程。
春から一気に夏が来た!というくらいでしたが、
しっかりと雨も降り、期間は前後しますが、ちゃんと梅雨明けもしました。


夏が来ますと、新潟は「えご」!ですね。


今月のおススメ商品は「能登産えご草」です。


煮溶かしたえごをバットに流し入れます。
粗熱をとったら、冷蔵庫で冷やし固めます。
これを羊羹状に切り分けて、辛子醤油かわさび醤油や辛子味噌、などをつけて食べます。


鍋に入れて煮溶かします。

水から火にかけて、しばらくそのままで。

「本当にこれ、溶けるのかな?」と少し不安になったころ、
ぐつぐつし始めると、一気に溶けます。

煮とけてから、煮詰めます。
煮詰めれば煮詰めるほど、固く固まります。

目安は・・・

「ポタポタ垂れる速度」

です。
その時のえご草により、また天気や気温、湿度なども影響するでしょうか。
ちょっとした水加減、火加減でも「何分煮て」とは決められません。
毎回変わります。

そのとき、この「ポタポタ垂れる速度」が目安となります。

その「速度」は、
「どのくらいの固さが好きか」という事につながります。

これまたお好みになってしまいますし、経験になるのですが。

30cmくらい鍋から離したところから、ポタッと垂らして、鍋に落ちたころ、次のポタが落ち始めるくらいの粘度、でしょうか。

お試しください。


冷やし固めたあと、「固すぎた!」となりましたら、また鍋に入れ火にかけ、つぶしながらドロドロに戻し、水を加えます。

逆に、「軟らかかった!」場合は、鍋に入れ、やはり火にかけドロドロにして、煮詰めます。


やり直しができるのもえごの特性の一つです。


バットに入れて、細かくしたくるみやピーナッツを上に散らすのもおいしいです。


2年前のかしわざきまちゼミで行われた「えご」の会に参加したときの「ピーナッツえご」です。


乾物屋の今井商店 若林

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