乾物屋の娘【乾物屋の今井商店 https://kanbutuya-imai.com】

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今日は少し・・・。

2008年04月20日 | 娘の日常のコト
本日、父の姉の旦那さま、いわゆる伯父さんのお通夜がありました。
市内の魚屋さんのご主人で、『職人』という感じで仕事一筋できびしいイメージだったのであまり楽しくおしゃべりをすることはできませんでしたが、さすがにお孫さんにはやっぱり優しそうで、お店の事務所で昔の話を一緒に聞かせてもらったことがあります。
戦争の話しでした。海軍にいたそうで。仕事以外の話しをしてもらったことがとても嬉しかったです。

歳を重ねてきたせいか、最近身近な人を亡くします。

父が亡くなったあと、私が今井商店に勤める前に働いていた(パパちゃんも働いていた)電気工事屋さんの社長さん(倒産したので元社長さん)が亡くなりました。

会社を辞めた後はたまに遊びに行きましたが、さすがに倒産してからは行くところもないので全く疎遠にしてました。
倒産したこともあり、元社員の人たちからはいい印象を持たれていなかったように思います。悪い人ではなかったのですが。友達も沢山いたようですし。
私が元社員だったパパちゃんと結婚したのは知っていたのかなぁ?
普通だったら一番に知らせないといけない人だったのでしょうが。

私にとっては悪い人ではありませんでした。
私は女で『現場希望』でした。
東京の専門学校で就職活動していたとき、何社か訪ねましたが「女の現場はいらない」と断られました。
そんな時、柏崎の隣町の長岡市から求人が出ている事を知り、問い合わせたら採用されました。
非常にありがたかったです。
勤めている時も仕事の遅い私でも時には褒めてくれ、社用車デリカを会社のブロック塀にこすった時も「今井さんにけがはなかった?なら良かった」とお叱りもなく修理もしてくれました。
とても優しい人でした。
今更思ったって…、ですよね。
お葬式にはいけませんでしたが、お宅へ行ってきました。
パパちゃんと大蔵と。
奥様はとても喜んでくださいました。
私が辞めてからもう10年です。
お会いした事は1、2回しかありませんでしたが。
最期はご病気になりましたが、やることはやれたとおっしゃっていたので覚悟はできていたんだろうなぁと思いました。

私たちは父が亡くなって沢山の方たちから優しいお言葉と慰めのお言葉をいただきました。なのに、気の利いたことを言えませんでした。
せっかくなので、こういうときに役に立てる人間になりたいです。
身近な人が亡くなることは非常にショックで辛く、それなのにやらなければならないことが急でしかも山のようにあり、準備もできずやり直しもできず、後悔のみ。
そんな気持ちにならないですむように誰かを助けてあげれたらと心から思います。

皆様本当にありがとうございました。
今日は日曜日だし、なんかこんな感じで。

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