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ありがとうございました。

2018年05月22日 | Weblog
先週、おじいちゃんが亡くなりました。
私の主人のおじいちゃんです。
とてもステキな人でした。

もしも私が主人と別れたとしても、会いに行くと勝手に決めていました。


色々なことを知っていて、おじいちゃんの話を聞くのが好きでした。


お酒も煙草も甘いものも大好きで、みんなで宴会をしてお酒を飲んだ男性陣が次々とその場で眠りにつき、女性陣で片付け終わったころ甘いものが出てきてお茶しているときに、おじいちゃんはむくっと起きて、輪に加わり甘いものを一緒に食べました。


柏崎の新野屋さんの黒羊羹を好んでくれて、お土産に持って行きました。


私の亡くなった父と何度か会ったときのことも覚えていてくれて、その時の話をしてくれました。


笹だんごを一緒に作ったこと、
稲刈りを手伝いに行ったこと、
子どもたちと習字をしてくれたこと、

柏崎に来てくれたこと。


おじいちゃんは大きい厚い手。

帰るときはいつも必ず「握手」をしてきました。


最後に会いに行った日も起き上がって沢山話しをしておられました。
その時も帰るときは握手してきました。

ベッドにずっといるせいか、冷たい手でした。
「なおこさんの手は暖かいね」と言ってくれました。



みんなおじいちゃんのことが大好きで、多くの人が集まりました。

葬儀の時に流れたスライドに私と二人で写った写真がありました。
孫でもないのに申し訳なかったですが、嬉しかったです。


いつかはお別れするときが来てしまいます。
おじいちゃんと出会えたこと幸せです。

今までありがとうございました。


乾物屋の今井商店 若林

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