乾物屋の娘【乾物屋の今井商店 https://kanbutuya-imai.com】

乾物屋の娘が子供の頃から近くにある「乾物」を今見直そう!
子どもと一緒に、「ていねいな暮らしをしたい」と心がけて・・・

真カスベ(からかい、からがい)

2018年11月15日 | 今井商店のこと

だんだん冬に近づいてきました。
北海道では遅い初雪のニュースです。

柏崎はまだ秋です。
今年の雪は多いのか少ないのかが今一番の話題です。


寒くなると、煮物のシーズンです。

柏崎では年越しにしか?食べない「カスベ煮」ですが、年中食べる地域もあります。


先日、真カスベをお送りしたお客さまよりお電話をいただきました。


真カスベを都会(!)へ送るときは、お手紙に「必ず書くこと」があります。


「どちらのご出身ですか?」

生のカスベを食べる方はきっと全国的にいると思いますが、干したカスベを食べる方は限られています。
また地方によって煮方、食べ方も違います。


今回お送りした方は山形県のご出身でした。
「からがい」と呼ぶそうです。


そちらでは「お祭り、七夕、運動会にもお母さんが煮てくれた」そうです。


本当に一年中のお祝いごとに出てきたのですね。

今は山形へ行けないので、娘さんから探してもらって今井商店にたどり着いてくださいました。
http://kanbutuya-imai.com/newkasube.html


一本もののカスベを、子どもがわらを叩く棒でたたいてから押切やナタで切り、水に戻したそうです。


一つの食材で沢山の思い出があるっていいですね!
この方は90才近いとおっしゃっていました。


また色々お話をお聞きしたいです!
ご感想もお待ちしております!!


乾物屋の今井商店 若林

乾物カレーの日「打ち豆カレー」

2018年06月07日 | 今井商店のこと
今年は6月2日が「乾物カレーの日」でした!

今井商店では、「打ち豆を作って、打ち豆カレーを食べよう」という企画にしてみました。





大豆は2時間ほど水に浸しておけばよいです。


石の上でトンカチなどでつぶします。


固いゴムのトンカチで上から押すように。



ペンチでじんわり力をかけるのも良いです。

衛生上、ラップに豆を包んでつぶしました。
また、こうすると、豆がすべって逃げることもないので、よいです。

一つずつ、つつんで、つぶして、ひろげて、とって、置いて・・・
と少し手間がかかりますよ。



こんな風にザルに広げて乾かします。

こんな風にきれいにできると嬉しいです♪
そういう時間を楽しんでほしいです!


会場のエトセトラさんで、打ち豆カレーを作ってくださいました。
玄米と合わせると、プチプチ感も足されて美味しかったです!


「体にいいモノを食べている」ということ、分かります。



この時の様子を「柏崎日報」さんから記事にしていただきました。


また来年の乾物カレーの日も楽しみです。


乾物屋の今井商店 若林

板あらめ

2018年05月12日 | 今井商店のこと

佐渡の板あらめ(角あらめ)です。

昨夜、NHK新潟放送で過去の「うまいっ!」で佐渡の板あらめの時の特集を放送していました。
2015年5月26日の記事

過去ブログでは、見れてなかったんだな~。
昨日番組を見て、「はて?こんなシーンあったかな?」と思っていました。

この回以前にも「板あらめ」は番組に取り上げられていたので。

良かった。
見れました。



あらめ煮

本場(佐渡)では炒めないようです。


海藻では珍しい食感の「あらめ」です。


乾物屋の今井商店 若林

6/2は乾物カレーの日!

2018年05月11日 | 今井商店のこと
昨年から始まりました「乾物カレーの日」!

今年は6/2(土)です♪


乾物カレーとは・・・
乾物カレーの日サイト

乾物を世界に広める活動をされているDRY&PEACEさんが立ち上げました。

もともとは乾物ドライカレーパンを販売してもらい、その売り上げの一部を「内モンゴルの砂漠緑化」支援、植林活動に寄付してこられました。

その活動をさらに広めるべく、昨年より「乾物カレーの日」がスタートしました。

どんな乾物を使ってもO.K。
乾物カレーの料理教室でもよい。

とにかく、乾物を使って作ったカレーをおいしく食べてもらう時に、ちょっと内モンゴルの砂漠化について考えてもらいたいと。


なぜ、内モンゴルの砂漠化と日本が関係あるのか・・・。


内モンゴルでは「アルパカ」を育て、毛を刈り、日本に売ります。
日本では「アルパカ」の毛製品が人気です。
そうなると、沢山育てていっぱい毛を売ろう!となります。
ということは、アルパカを沢山育てよう!!となり、
過放牧。

アルパカは植物の根まで食べつくしてしまうそうです。

そして、みるみる内モンゴルの砂漠化が進んだんだそうです。

その砂漠化の影響は日本に黄砂としてやってきます。


砂漠緑化といっても、ただ、木を植えてもダメなわけです。

現地の方たちに働き口を作ろうと。


ヤマアンズの木を植えます。

実が収穫できたら、乾燥して製品に。


という先へつながる活動を地球緑化クラブさんが行っております。


今井商店も何かお手伝いをしたい!
ということで、市内のカフェetceteraさんにご協力していただき、
昨年は柏崎産大豆を使った「豆カレー」をご提供いただきました。


今年は、カレーを食べる前に「打ち豆を作る」というワークショップをします!

水(またはお湯)でふやかした大豆をつぶして。

ぜひ、ご参加ください!!


そして、今年はもう一件!
移動販売のカレー屋さんSOYLcafeさん。

一緒のイベントに出ていた、という共通点だけでお声掛けさせていただきました。


偶然にも6/2は柏崎のイベント「柏崎クラフトフェア」に出店されます!


もともと豆カレーは販売されていたSOYLcafeさん。

もしかしたら、この日はこの「乾物カレーの日」特別のカレーが販売されるかもしれません!
ぜひ、柏崎の海岸で行われます「柏崎クラフトフェア」でSOYLcafeさんの乾物カレーを~♪


乾物屋の今井商店 若林

第10回まちゼミ

2018年05月10日 | 今井商店のこと

今回のまちゼミも参加します!

今回は初の「煮干」についてです。



今までは、何種類かのダシになる食材を使って飲み比べなどを行ってきましたが、
今回は「煮干」のみです。




皆さんのご興味があるのかどうか・・・、と心配しておりましたが、
お申込いただいております。

まだ空きがありますので、お電話お待ちしております。



今井商店のまちゼミはこのような雰囲気です。


乾物屋の今井商店 若林