少年野球とともに 

ここには少年野球の監督時代のあれこれを備忘として
書いていたけど、
今後は中国と日本語教育が中心になる見込み。

エンジョイベースボール(上田誠著)

2006-06-05 22:38:19 | Weblog
今日は最近読んだ本をメモ。いつもながら乱読やあ。
通勤の往復3時間!は朝日、日経と文庫本は必需品で、
先月は標記のほか、堪忍箱(宮部みゆき)、龍の契り
(服部真澄)、名も無き道を(高橋治)、東京タワー(リリー)、
国家の品格(藤原正彦)を読み、
今夜は友人推薦の島田洋七の「佐賀のがばいばあちゃん」を買って帰りました。
これもまだ半分だけど、明るい貧乏描写、すごいオモロイ!
表題は慶応高の上田監督の書いた本。野球を楽しむとはどういうことか・・という
ことに共感できる点、大です。僕がいいなあと思う野球に近いヒントがたくさん
あります。小生は海外での野球経験無いですが、軍隊式の野球指導には前から
ギモン、かといって、皆が楽しめればよく、勝敗やきつい練習は二の次・・
というおかしな野球観ともなじめない。
合理的、効率的に勝つことを目指して、皆が努力しながら、自分たちの頭で考え、
自由奔放で愉快ながらも、
勝利に向かって一丸になる楽しさ・・これを目指したいと考えます。
ゲームが始まれば、監督の采配、サインはあっても、小学生でも基本的に
インプレー中には、子供たちが自分たちで判断し、それを楽しめるような、
そういうチームを作りたいと考えてます。大人の大声は出来れば控えたい。
(笑、しょっちゅう、反省してます。修行が足らないわ)
慶応高校の20項目にも及ぶ部訓がありますが、そのなかでもいいなあと
思うものを掲載します。少し脚色してます。
・闘争心を持て。ただし相手を口で罵倒するにはやめよ。
(口汚い指導者は最低!)相手のファインプレーには自応援団とともに大きな拍手
 ができるチームでありたい。
・文武両道、かっこいい生きかたをしよう。賛成。ここ一番で野球で培った精神力
 で学校の勉強、試験くらい突破しなきゃ。
・自分がどんなに頑張っても、勝てない相手でも、勝ち負けには徹底的に
 こだわれ。 負けても淡々としているやつは絶対に勝てない。
 自分で自分の逃げ道を作るな。
 NHK新書で700円ですので、通勤時間、もしくはたまの雨の日にでも、こんな本は
 いかが?いつかこれ、題材にして、意見交換したい本です。
 今夜は珍しく21時過ぎに早く帰宅出来ましたので、本の事書いてみました。
 たまには早く帰るのも、こんな時間があっていいものです・・ね。


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