少年野球とともに 

ここには少年野球の監督時代のあれこれを備忘として
書いていたけど、
今後は中国と日本語教育が中心になる見込み。

2部の試合(小学校3年、4年)を見た

2009-08-30 22:37:52 | 公式戦結果

この土日で、久々に2部の試合をふたつ、じっくり観戦した。
土曜の4年生は見るたびに技術が向上しているし、このチームの子たちの
勝負への執念、そして力強さとパワーを感じた。
我々4年の時のチームのカラーはよく言えばスマート、
違う見方をすれば、ややひよわでおとなしい。
比べてみてそんな感じ、かな?
さて、来週は県大会をかけたゲーム。盛り上がるのは必至。これも楽しみ。

そして,もう一つは今日の3年生のチーム。
このチームはできたばかりで、昨日,背番号を渡して、初めての公式戦。
監督、コーチの胸の鼓動が、聞こえてくるような試合。
お父さん、お母さんたちの応援や、悲鳴。
一つのプレーへの、願いの切実さが、じんじん伝わってくる。
僕らも、つい数年前に感じた緊迫感や思いが、そのまま、呼びおこされ、
ノスタルジーです・・・全く同じ光景が繰り返し、繰り広げられる。

通常、少年野球、特に低学年では、ベンチの大人がつい、大声で
1球1球、子供に指示しがちなのですが、
このチームには、それがなかったのが、個人的にはとても、
さわやかな印象、うれしかった。
いいプレーを一生懸命、褒める。皆で拍手する。照れくさい笑顔、誇らしげな眼差し。
彼らは皆に暖かく拍手された、その気持ちいい~思い、を決して忘れないだろうと
思う。いいですねえ。この調子で、おおいに皆で褒めてあげましょう。
ナイスプレー、ナイスラン、ナイスファイト、ナイススイング、ナイススマイル、
そしてナイスボケってのも大好き、いいよね。

自分もほんとに、またユニフォーム着て、グランドに戻りたくなった。
でも、正直、土日の時間を全てささげたこの3年間、我が息子がチームに
いたからできたけど、
自分の子供がいないのに、そこにまた舞い戻ることを、
家族が許してくれないのは、明白なのです。
また、のめりこみそうになる気持ち、を抑えるのに いっぱい、いっぱい だわ。
でもボール遊び感覚で、たまには、一緒に楽しむことを許してもらおうと、
代表、監督らの許しを得て、このちびっこチームのコーチ名簿に、
今日、自分の名前を登録した・・・。
このチームが、われを忘れて、勝負にのめり込む時期が、
あまりに、はやく来過ぎないことを 勝手に祈りつつ。
いつまでも、今日の気持ちを大切に、
親子全員でエンジョイベースボールが 続くことを祈ってます。


親子野球09夏

2009-08-15 08:07:53 | ひとりごと

昨日、卒部生中心に市民球場で親子野球をやった。
グランド予約した後に声かけしたので、お盆休み最中でもあり、
人数が集まらないのでは・・と不安だったが、
野球の合宿や帰省の数名を除き、ほぼ全員が揃った。
他チームの友人や、兄貴やその友達も集まって、炎天下、ふらふらになりながら、
皆で楽しく、野球をやった。なかでも、今をときめく、八千代東の
ユニフォームが、彩りをそえることとなった。
試合は助っ人の彼らの活躍もあり、親チームが9回3-1でねじ伏せた。
昨年12月は1-0で完封したが、力の差はもうほとんどなく、というか、
全体では明らかに既に逆転しており、このままだと、次回、助っ人なく
勝てるかどうか・・というところまで追い込まれているのが事実。
中3になれば、卒部生での中学生大会も予定されており、
そこでは我がLJの卒業生が昨年に引き続き、今年も関東大会へ出場している、
彼らは今朝4:30に県代表として関東大会に出発した。
中3といえば、いろいろと難しい時期であるが、その時期でも親子で野球を
やったり、同じチームで戦えたりすることができるのを、今から楽しみにしている。
ノックだけで手の皮がずりむけ、試合後も肩、腰がバリバリとなり、
たまにグランドでボール追いかけなければ、体力の衰えに歯止めがかからないのを
実感・・・でも心地よい疲労感が残っている。

それと・・・先日、専用グランドで親子連れの知らない方に声をかけていただいた。
なんと、リトルジャガーズの初代キャプテンとかで、今は埼玉の方にお住まいで
、たまたま、こちらを通りかかったのでよってみたとのこと。
変わらぬグランドを眺め、うれしそうに「なつかしい」を連発しておられた。
お子さんに、「お父さんはこのフェンスを越して、5年で選抜チームに
選ばれたんだぞ」。と誇らしげでした。
専用グランドは心のふるさとであり、これをずっと持続することの大切さをも
考えさせられた。


うれしいコメント ペルセウス座流星群 極大

2009-08-12 05:26:34 | ひとりごと

以下のような、うれしいコメントを頂きました。同じチームの?
どなたなのかなあ?今度、直接 声かけてください。

初めまして!今年から縁あってチームでお世話になっております。
チームのHPからこちらにたどり着きましたが、
ペルセウス流星群のお話に思わず反応してしまいました。
この流星群を初めて見たのは自動車の免許合宿に行った先の、
花笠祭りで有名なY県でした(1990年)。
同時にそれは私にとって「流れ星」というものを生で初めて見た経験でもあります。
流れ星ってこんなに簡単に、しかもたくさん見られるものなんだ、
という間違えた認識のまま早20年。今となってはあの時流星群を見たことすら
夢の中の出来事のようです。

日常の生活に追われる日々ですが、たまには喧噪を離れ
壮大な天体ショーで心を癒すのもいいですね。長々と失礼しました。

野球ばかりのブログに、流れ星の事を書いて、
コメントをいただいたのが、とてもうれしいです。
それも二年前の私のブログ記事を見て、昨日、反応いただいたなんて、
タイムスリップしたような、なんともふしぎな気分。
実は今日の夜から明日の朝にかけてが、毎年のペルセの極大日。
極大日とは一番多く流れ星が飛ぶ日。
言い換えると、地球、がスイフトタットル彗星の撒き散らしたごみの山に
毎年、同じ軌道で突っ込む日なのです。
地球は左回りで自転しながら、太陽のまわりを左回りで公転しているので、
自然と明け方の流れ星の方が多い、だったよな。

すなわち、一年で最も沢山の流れ星を見ることができる日なのです。
月齢(月の大きさ)を調べると22なんで21時半には下弦の半月が
昇ってきますので以降は夜空は明るくなりますが、
それまでは、結構、飛ぶのが見れると思います。

日ごろ、TVゲームや野球ばかりやっている子供たちに、宇宙の神秘を実感させる
またとないチャンスです。ぜひ、30分でもいいから、夜空の暗いところで、
蚊取り線香を横に、ごろ寝で夜空を見上げてみてください。
きっと何個かは流れ星が見れますよ。私も専用グランドでねころがってみます。
子供? 家でパソコンかゲームで、きっと、ついてこないだろううなあ(残念!)


八千代東高校 ホントによくやった。

2009-08-09 08:41:39 | 高校野球

昨日の西条高校との試合は、スター選手のいる私立強豪高校
vsセレクションなしの公立高校との、随所に見所のある、とても面白い試合だった。
個々の技量は見てのとおり、明らかに差がある。
体格はもちろん、投手のスピード、守備の形のよさ、スイングの早さ・・一目瞭然。、
それでも、村上投手は130キロ程度のボールをきちんとコーナーに
投げわけ、守備では打者一人一人に対して守備位置を大胆に代えた。
速球に振り遅れても、関係ない。ランナーが出るとバントやスクイズを確実に決め、
ここぞという時に思い切った盗塁やエンドランで攻める。
自分たちのスタイルで戦いきった。また、立派に互角に戦えることも証明した。
野球の勝負の難しさ、奥深さを考えさせるに、十分な感動的な試合であった。
地方大会で優勝した時も、負けたあとも、人生をこの一瞬に全て賭けたような、
仰仰さもなく、普通の部活動の延長の、さりげない笑顔が、ホントによかった。
「ホントに俺たちでいいの?」のコメントは野球に全てを賭けてきて負けた
他の高校生への思いやりと、皮肉も込められているように感じたのは、
穿った見方かな?

夜の「熱闘甲子園」ではどんな扱いをするかと楽しみにしてたが、期待はずれ。
プロ注目の強豪高校へのスター選手への取材は十分しており、
彼らも素顔は普通の高校生です。
とのいつものように、当たり前のコメントがあったのみ。
でも一般の視聴者は、すでに高校野球のスター選手のほうが興味があるから、
仕方ないのかなあ。高校野球の面白さって、そこだけじゃないんだけどなあ・・と
私は思う。

今後、各県から優勝高に加え、セレクション、県外越境なしの高校から、
予選最上位進出高からひとつづつ選出して、大会をやってみたらどうだろう。
21世紀枠なんて、セコイこといわずに・・。
「野球高校」対「高校野球」の対決図式が随所にみられ、
結構、しっかり野球をやっている公立も勝てるような気がする。
いかがでしょうか?

以上。


八千代東高校 優勝 おめでとう!

2009-08-02 06:46:32 | 高校野球

驚異的な粘りで、感動的な勝利をもたらした八千代東高校。すばらしい優勝。
ついに、一緒に野球をやった同じチームの仲間から、甲子園球児の誕生である。
彼らとは小学校の低学年からの付き合い。そのチームは6年生で県大会の
千葉日報杯に出場したが、2回戦で天津キラーズに敗戦している。
前にも書いたが、このチームメイトたちは、この夏、習志野、東海大望洋、佐倉、
八千代、千葉敬愛、敬愛学園、佐倉西、成田、そして八千代東と
それぞれの学校で最後の夏まで野球部で頑張った。
今年の夏は観戦のしがいがあった。
勝ち上がり対戦したチームもあり、どちらを応援するか、うれしい悩みもあった。
いままで頑張った彼らに,,心から拍手を送りたい。

今回の大会は、激戦千葉で、普通の公立高校が勝ち抜いたことが何より素晴しい。
八千代東は、西クラの他にも、佐倉少年野球連盟や八千代少年野球連盟の出身
ばかりで、身近で普通に野球をやってきたメンバーが沢山いる。
一人一人の技量を見ると、客観的に見て、上記の私立高校の方が、
個々の野球の技術やパワーでは上回るだろう。
しかし、だからといって野球に勝てるかというと必ずしもそうでないところが、
高校野球のおもしろいところ。
八千代東は1球に集中して、ここぞという時にしっかり、バントを決めたり、思い切った走塁も印象に残る。
ピンチでエラーをせずにしっかり守り抜いたり、普通に力をだしきって、
強さを証明した。
今回は初戦から延長戦を制して、私立rの強豪高も破っており、
だれにもフロックとは言わせない、ほんとに強い力を発揮した、いいチームだと思う。

甲子園でも、千葉の代表として大暴れを期待したい。
一回戦、できれば全国から選手を集めまくっている強豪高と対戦し、
ちょっと、おかしな全国の高校野球の風潮に、さわやかに一石を投じてほしいと
勝手に願う。

市役所に優勝の挨拶に、君たちは自転車で行って、突然の夕立にあい、
ついた時は皆、ずぶぬれだったんだって?
新聞記事で読んだが、公立ならではの微笑ましい、素敵なエピソードだと思う。
私立高なら、間違いなく選手は専用バスで駆けつけるかな。
お母さんたちも一緒についていくんだろうなあ・・って思ったさ。
ついていかないまでも、お母さんたち、皆で集合してお見送りは・・やるね(苦笑)
公立と私立は随所に、これ以上の差があるよ。

さて、昨日、息子が、負けて、10日後。
やっと重い腰を上げて、市の図書館にいった。
そこには、すでに上に書いた県立高校の野球部仲間たちが、
志望校に向けて、受験勉強を開始していたとさ。
君らの本番はこれからだよ。
野球は死ぬほど練習しても、甲子園にいけないが、
受験はちゃんとやれば、結果は必ずついてくることを
多くの先輩たちが証明している。  
みんな、勉強もがんばれ!来年の春の朗報も楽しみにしている!