安愚楽牧場が民事再生法の適用申請

♪ぶんちゃっちゃ、ぶんちゃっちゃ、ぶんちゃっちゃ♪で有名な安愚楽牧場が民事再生法の適用申請を行った。

個人からの投資を集め、和牛を子牛から一貫して育てる方式をとるユニークな牧場であったが、今回の原発事故に伴う牛肉の価格下落が引き金となったらしい。

那須に旅行に行ったとき、１度牧場を訪ねたことがあっただけに残念である。

口蹄疫問題の時も心配したが、今回はダメだったようだ。那須には大小さまざまな牧場がある。肉牛もそうであるが、乳牛も多い。今後は那須ばかりでなく、福島や宮城の牧場主は受難の時期を迎えるのであろう。そして、また、バター不足の時代が来るのであろうか？

バターばかりでなく乳製品、ヨーグルトやカルピスに至るまで影響が出てくるのだろうか？

消費期限のほかに「○○ベクレルなので安全です」と言う表示（以前は、ふざけてそういった時代が来るかもと言っていたが）が必要になってくるのかもしれない。野菜や肉・魚類にまで○○県産のほかに「○○ベクレル」と言う表示が必要になってくるのかもしてない。

もしそうなってきたら、○○県産より福島県産のほうが低いとか、目で確認できるので、風評被害が少なくなるのかもしれない。

いずれにしても、困った事態になってきている。