佐賀西高校の1年生。
数学の2つ目のテストがヤバイですとテスト前にこぼしていましたが、
結果、蓋を開けてみると83点とまずまず。
彼が佐賀西にするりと合格した理由はここだなぁと感じました。
彼の中で、「わからない」、「できない」や不安になるベースラインが、かなり高く設定されているのでしょう。
結果、日々の「わかった」の水準も高いものとなりますし、その水準に達するための努力も、
他人よりも高いレベルで実施され、かつ、その努力を当たり前のものとして続けられるのです。
高校生になって、中学生の頃と比べて定期テストの得点力が一回りも二回りも落ちてしまう経験は
一部の宇宙人を除いて、おそらく誰にでもあるのではないかと思います。
そこでやってはいけない考え方が、
「他の人も低い点をとっているから、高校では以前より得点が低くなっても大丈夫だろう」
という、周囲と相対的に見て大丈夫という間違った安心に至る思考です。
あくまで定期テストや模試の得点は、卒業後に進みたい進路に対する指標であって、
周りの人と比べてどうこうは、ほとんど意味を成すものではありません。
ですので、例えば国公立に行きたい、というのが絶対条件ならば、
周りの得点や平均点がいかに低かろうとも、自身の中のハードルとして、
やはり80点以上くらいは常に見据えておかなければならないのです。
高校に進学後、成績がデフレスパイラルの徴候を示す人はたくさんいますが、
彼らも中学校では8割はとって当然、という雰囲気だったはずです。
その気分を「周りも低いから大丈夫」という思考ですり替えて自分をごまかさずに、
最低限のハードルを変わらず高めに保っていってほしいと思いますし、
保つための努力を欠かさないでほしいと思います。
おまけ)
中学生の定期テスト結果が続々と更新中です。
英数だけで紙幅の殆どが埋まりました。ここに更に国理社が入ってきます。
非常に景気の良い見栄えになりそうですので、教室にお立ち寄りの際はぜひご覧ください。
大塚
6/27(木)現在 各学年の残席は以下の通りです
※中3・高3受験生は夏期講座までで年間の募集を締め切ります
小学生英会話レプトン 5席
小学5年生 4席
小学6年生 4席
中学1年生 6席
中学2年生 4席
中学3年生 8席(中3生は2クラス体制です)
高校1年生 3席
高校2年生 6席
高校3年生 3席