続々と中1生の2学期期末テスト結果がそろってきました。
通常授業開始15分前に教室に入るのですが、
前の英会話の授業が長引き5分前に入ることになりました。
すると
片手に答案用紙を持った2名の男の子(K君、S君)。
状況が掴めないまま視線を合わせると
2人とも 『100点』の答案をニコニコ顔で見せてくれました。
100点の答案に自信と喜びが滲み出ていたのですが、何よりも印象的だったのは
『3度目の正直、やっと目標達成できた~』との言葉。
私はこの中1生に目標に対するふさわしい理解力と努力を求めてきました。
ビジョンを示し、楽しくわかりやすい授業提供に努め、生徒一人ひとりを承認すること。
60点目標の生徒には、60点に値する努力を。
100点目標の生徒には、100点に値する理解、努力と見直しを。
この2人がふとこぼした『目標達成できた~』は、彼らの中に目標がただの飾りではなく
達成すべき具体的なビジョン、未来だったと実感できたからです。
この経験は今後の人生でも成功体験として残っていきます。
目標達成した時の感情、喜び、達成感は次への大きなエネルギーになります。
またこの感情をしっている人はどんどん向上する方に力を注いでいきます。
何度もこのブログで書いていると思いますが、
目標があるから現状とのギャップが分かり、それが課題となる。課題が明確になるから克服するために必要な時間、量が明確になる。
時間と量が明確になるから必要な手段と計画が明確になる。このプロセスに課題解決能力を身につける機会があります。
教室内の生徒が伸びると
新規入会生の保護者様からついていけるか不安との声もありますが、
私たちの焦点は『いい点数を取らせること』に目的があるわけではありません。
生徒ひとりひとりに
『明日の自分が楽しみになる、自分の未来が楽しみになる』を指導目的として
個別にあった対応、評価、承認を心がけています。
教室生もこれからの新しい生徒たちにも
この達成した喜び、未来が楽しくなる気持ちを一緒に共有できる講師、教室でありたいと思っています。
まずは、3度目の正直で達成した
R君、K君、S君の満点ゲッターにおめでとうと言いたいです。
そのほかの中1生も
多くが90点をしっかりと超えてきています。
現在16人の平均点は91点です。
彼らの目線は1月6日の統一模試で次の目標を達成すること。
頑張ろうぜ
本当に楽しい授業です。
南里