あなたは「持久走」や「マラソン大会」は好きでしたか?
おそらく、ほとんどの人はNO!だと思います。
私も、小・中・高校と長距離走は「大」嫌いでした。
それから年月が経ち、30歳も過ぎた年の初めにある出来事が起こり、
それがきっかけで地元(長崎)のスポーツクラブに通い始めました。
(詳しくは生徒にも話していきますので、お尋ねください)
学生時代からかなりのブランクもあり、最初は30分の運動でゼーゼー。
そんな状況でも地道にトレーニングをしていく中で、ある事を考えました。
「これをきっかけに、自分の一番嫌いなことにチャレンジしよう!」
いま振り返ってみても、どうしてそう思ったのかはわかりません。
ただ、「今の自分から変わりたい、成長したい」思いはありました。
一番嫌いなことが克服出来たら、人生たいていの事はなんとかなると…。
そうやって自分が選んだのが「長距離走」だったのです。
初めは週1回の練習会に参加しても、本当に周りのペースについていくのがやっと。
今でも、その時の悔しさに似た何とも言えない気持ちは覚えています。
負けず嫌いな性格もあって、ここから練習を積み重ねて何とかついていけるようになり、
ランニング仲間といろんな大会に参加するようになってからおよそ1年後…
ついにフルマラソンの大会で完走することができるまでになりました。
その大会こそが「さが桜マラソン」です!
今では年に数回ですがいろんなマラソンの大会に参加するようになり、
フルマラソン(42.195km)のベストタイム3時間10分にまでなりました。
(全国のフルマラソン完走者のうち上位10%以内のタイムです)
フルマラソンだけに飽き足らず、さらに距離が長いウルトラマラソン(100km)も
2回完走してそこでは本当にいろんな経験をさせてもらい成長できました。
よく「走るのは好きですか?」と聞かれますが、断言できます。「嫌い」です!
それだけ走れるようになってもきついものはきついですし、まだ好きにはなれません。
だからこそ生徒にも「きついだろうけど、頑張りなさい!」としっかり言えます。
子どもは私たちが思っている以上に、大人のことをちゃんと見ているのです。
口で偉そうなことばかり言っている大人の言うことは、やっぱり聞いてくれません。
何かを成し遂げた人間にしか発することのできない重みのある言動を生み出すには、
まず子供たちの目の前に立つ自分が日々研鑽しなくては、と思います。
火曜のブログでも書いていましたが、今回は南里先生が「さが桜マラソン」に初挑戦しますので
応援してあげてください。(マラソンの練習は心が折れやすいので…)
一応、私も大会に今回もエントリーしました。前回は、大会直前に中3のお疲れ様会で
脚を故障したこともあり参加できなかったので、その分まで気合いを入れて練習をします!
中島