皆さんおはようございます。
南里英語教室 小城三日月教室の川口 健です。
お元気ですか。
昨日のブログの中では、僕が表彰されている写真を載せていただきました。
「お父さんが頑張っている姿を家族の方にも見てもらえますね。」
と南里先生に言っていただいたのですが、僕自身はとても複雑な気持ちでした。
ちょうどその前日、妻から
「いいなー。いつものんびりしてて。」と言われたばかりだったからです。
「えっ。ほんとにそう見えるの?」と驚いて聞き返したのですが、
やはりどう見てもそのようにしか見えないということでした。
「必死さが周りに伝わるうちは二流。」
これは僕の師匠の言葉ですが、要はさらりとやってのけるのがプロだということです。
妻から先程の言葉を言われた時、もしかしたらその境地まで達しつつあるかもしれないと勝手に前向きに解釈したのでした。
この間の日曜日、
「フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔」高橋昌一 著 講談社現代新書
を読みました。
この本の主人公、ジョン・フォン・ノイマンはハンガリー出身の数学者です。
人類史上最強の頭脳を持った人としてその界隈では知られています。
どれくらいすごい人かと
電話帳をパッと見ただけで、そのページに書いてある全ての電話番号と住所及び名前を記憶できたそうです。
さらに記憶している6桁の電話番号の合計を暗算で計算することができ、それを親戚の人たちに披露していたということでした。
これが彼の5さいの頃のエピソードです。
僕たちが普段使っているパソコンやスマホですが、これらを別名「ノイマン型コンピュータ」と言います。
ハードやソフト、および内部のCPUで構成される現代のコンピュータの原理を考えついたのは実はノイマンなのです。
(ちなみにこの当時、まだコンピュータというものはありませんでした。)
原子爆弾を作る際に膨大な計算をする必要があったのですが、この計算をするためにコンピュータを考案したのです。
「天才と呼ばれる人たちは、自分のしてきた努力の痕跡をそれ以上の力を入れて消していく。」のだそうです。
だからこそ僕たちの目には、彼ら天才が何の努力もなしに能力を発揮しているように見えるのです。
もしかしたら、これが天才の本当の姿なのかもしれません。
P.S.
「頑張る」より、「夢中になる」ことを目指しましょう。
それでは
南里英語教室 小城三日月教室
川口 健