上川隆也さん主演のお芝居を観てきました。
昼間仕事がある私は、19日のプレビュー公演「隠蔽捜査」には間に合わないけれど、少しでも早くお芝居を見たい!と言う思いで、夜の「果断 隠蔽捜査2」から見てきました。
そして、昨日20日「隠蔽捜査」を見ました。
2からでも、充分に楽しめるといううたい文句は間違いありませんでしたが、どうせ二本見るのなら、やっぱり1から見ることをおすすめします。
1を見ると2も見たくなる作りになっています。
私は原作を読んでいたのでつながりも分かりますし、いきなり小林十市さん演じる戸高巡査部長 が出てきても分かりますが、やっぱり1の竜崎との出会いがあるとより面白さが増すと思いました。
だから、原作を読まずに2から見ている連れには、途中で説明したい衝動にかられてしまいました。もちろんお芝居中ですから我慢しましたけれど。
2では、馴染みのない言葉の説明も入り分かりやすくなっていました。
私の場合、子供の頃、ご近所のお兄さんが東大法学部を出て警察官僚になっていたり、友達のお父さんが警察庁勤務のエリートだったりして、警察庁と警視庁と〇〇県警の違いは知っていますが、知らない方には、とくに警察庁と警視庁なんてごっちゃになりがちです。その辺りの違いが、きっちり頭に入っていて見た方が分かり易いと思います。
さて、前にも書きましたが、「隠蔽捜査」舞台化を知って原作を読んだ私は、展開が面白く、夢中で読みましたが、舞台では、どう演出するのか?面白くできるのか?という点が心配でもありました。でも、そんなこと素人が心配するには及びませんということが、よくわかりました。
セット替えのない舞台ですが、警察署の中だったり、竜崎の家の中だったり、警察庁の中だったり、うまくセットを使っていました。音楽もいい感じに効果的に使われていました。
国を運営して国民を守る義務を背負っていると言い切る竜崎、本音と建て前に分けずに、自分が正しいと信じたことを貫き通す竜崎を隆也さんが好演していました。
扇雀さんが、隆也さんのセリフ量の多さを「あさイチ」でもおっしゃっていましたが、本当に2本合わせると他の出演者と比べて桁外れのセリフ量でした。
それだけに、ファンとしては、うれしい限りです。
そして、かくいう扇雀さんも、なかなかの出番の多さで、さすが・・・と、うなりたくなる魅力たっぷりの存在感でした。
それから、小林十市さんも味があり、2の方で大活躍でした。
近江谷さんは1と2で、違う人を演じていて、それぞれ違うキャラでいい感じに演じていました。特に2は、はちゃけていて、そこにいるだけでおかしい近江谷節炸裂でした。
レイさんは官僚を陰で支える理想的な妻の味を出していました。竜崎の子供役の2人の青年も好演していました。が、隆也さんはこんな大きな子供がいても変ではない年齢なのか・・・!?と何回も、頭の中で計算してしまいました。役の年齢と実年齢ともに46歳。ちょっと早めではありますが、大学を出て仕事にそこそこ慣れてきたころに結婚すれば、就活中の娘がいてもおかしくはない年齢ですね。
だらだら書いていると、書きたいことはたくさんありますが、だんだんネタバレになりそうなので、ここら辺でやめにします。
最後に、昨日真正面で見た竜崎こと隆也さんがイケメンすぎてとても素敵だったことを書いて終わりにします。
ロビーには、出演者の方々へ送られたお花がたくさん飾られていました。
隆也さんへのお花は、さすがにとても多く、これからの出演番組を期待できる制作会社などのものもありました。
カメラを持って行かなかったので、携帯カメラであわてて撮ったのは、
武田鉄矢さん 圀村隼さん 和久井映見さん 貫地谷しほりさん&福山雅治さん 原田泰造さん 寺脇康文さん 大野智さん
からのお花です。内山理名さんからとか、まだまだあったのですが、すべては撮っていません。
撮影禁止ではなかったのでブログに載せてもOKかもしれませんが、ちょっとこっそり載せたいと思います。
次回は、23日トークショーに合わせて「果断 隠蔽捜査2」を見てきます。