劇団新感線の“シレンとラギ”を観てきました。
今回は、いつもの観劇メンバーではなく大学時代の友達4人で行ってきました。
なぜなら、我々の仲間のお嬢さんが出演されているからです。
彼女が赤ちゃんの時から知っている私たちです。
そのお嬢さんが新感線の舞台に立っているって凄いことです。
興奮します。お母さんもお父さんも共に私たちのクラブメイトです。
さて、青山劇場で18時開演。
普通の勤め人にとっては、早過ぎです。
私はというと、会議終了と同時に誰にも呼び止められないよう、隙を作らないで職場を飛び出し、開演10分前にかろうじて会場入りを果たしました。
席に着くとすぐにいつものジューダスプリーストのオープニング曲でテンション上がって、いのうえ歌舞伎の始まりです。
新感線のメンバーは相変わらずの素晴らしい演技を見せてくれました。
藤原竜也さんも永作博美さんも良かったです。高橋克実さんはテレビの役柄と違って凄みがありました。
でも今回の私たちの主役はアンサンブルで出演の中野真那さんです。
私はオペラグラス片手にアンサンブルの人達が出てくるたびに探し回っていました(笑)。
あらかじめ、出るタイミングと衣装を聞いておきましたが、お母さまからはあまり探さないで全体を見てください。と言われていましたのに私は探してしまいました(笑)。
その所為か、理解力の所為か“蛮幽鬼”の時のようにお芝居には入り込めずじまいでした。私の場合、蛮幽鬼と比べてはいけないですけれど。
幕が降りてから、私たちは楽屋口を探して劇場内をうろうろ。
いつもなら、劇場の人に呼びとめられないよう行動しますが、今回ばかりは違います。
堂々としたものです。
結局楽屋は外から回るということでした。
楽屋口の階段を降りると受け付けがあり名前を告げて面会しました。
小さい時うちの子たち遊んでいたあのお嬢ちゃんが、驚くほど綺麗になって、素敵な女優さんになっていることに改めて年月の経過を感じました。
私たちは少しの間、昔を懐かしみながらお話をして、お暇しました。
外に出てみると出待ちの人達が何人かいました。
いつもなら私はその中の一人だったりするのですが、今回は違いました。
なんだかちょっと得した気分?って、違いますけれどね。
いつか私の憧れの君と彼女の出演が一致しますように、とわけの分からない祈りを捧げてしまいました。
実際、彼女には、ますます輝いて活躍してほしいと思います。