5月15日に、私が若い頃から大好きだった「レ・ミゼラブル」を観てきました。(近頃非常に忙しくて、プライベートでパソコンの前に座っていられなかったので、一週間もたってしまいました。)
もともと原作が大好きでした、子供のころ読んだ「ああ無情」ではなく、大人になって読んだ「レ・ミゼラブル」にとても感動して、本の中のジャンバルジャンに淡い恋心を抱いていた時がありました。
そして、帝劇のミュージカルも鹿賀丈史さんや滝田栄さんがジャンバルジャン、斉藤晴彦さんがテナルディエを演じている時代に、母を連れて行ったり、仕事の振りして1人でこっそり観たりしていたものです。
その後も高校生になった娘を連れて行ったり、大人になった娘を連れて行ったり、繰り返し観劇していました。
でも今年は、毎年ロングランで上演しているのであわてて観なくても、と思っていたのですが、今の演出は今年が最後だと聞いて、慌てて当日券で行ってきました。
「遊び歩いている」と言う家族と、軽くもめての観劇でしたが、本当に行ってよかったです。
久しぶりに見る「レ・ミゼラブル」に大感激しました。
この日のキャストは
ジャンバルジャン:別所 哲也 ジャベール:今 拓哉 エボニーヌ:笹本 玲奈
ファンテーヌ:新妻 聖子 コゼット:折井 理子 マリウス:山崎育三郎
テナルディエ:駒田 一 テナルディエの妻:阿知波悟美
アンジョルラス:上原 理生 そして、子役では加藤清史郎君が出ていました。
若いころは、子供を残して死んでいくファンテーヌに強く感情移入して泣きました。
今回は、終盤のジャンバルジャンの気持ちが、今まで以上によく分かった気がしました。つまり子供同然に愛情を持って育てたコゼットが結婚するあたりです。
大好きな作品は、何回観ても、いつ観ても、たくさんの感動を与えてくれます。6月12日の千秋楽までに、もう一度見られるものなら見たいと思っています。
繰り返しますが、大好きな「レ・ミゼラブル」、大好きな「ジャンバルジャン」です。
その役を、大好きな「上川隆也さん」が演じてくれたら、とずっと思っています。ミュージカルは彼が嫌がるので、「劇団新感線版」でどうでしょうか?
切に願っています。
その時は、私がどきどきしながら読んだ、「市長になったジャンバルジャンが、身代わり逮捕を知って、名乗り出ようかどうか葛藤するところ」をしっかり描いてほしいです。
話は変わりますが、久しぶりの帝国劇場でのミュージカル観劇で、「SHIROH」をもう一度生で観たいと強く思いました。もちろん、増田四朗時貞役は、上川隆也さん限定です。
上の願いが、叶うといいな~。