先日、秋月電子に注文していたGPS受信機が届いたので試してみました。近頃はGPS受信機とは言わず、GNSSと言うらしいのですが、私の頭の中ではGPSという言葉の方がポピュラーなので、敢えてGPS受信機と呼ばせていただきました。GNSSというのは、Global Navigation Satellite Systemの略で、米国のGPSやEUのGalileo、ロシアのGLONASS、日本のみちびき(QZSS)等の総称のようです。
秋月電子のGNSS(GPS, GLONASS, QZSS)受信機キット は、3種類のGNSSに対応していて、受信チャネル数:99(アクイジション)、26(トラッキング) とあり、すごく高性能な感じです。アンテナや電池等一式付いてて、2,680円というのは安いと思います。
早速、5VのDC電源を接続し、南向きの窓枠の内側にアンテナを置いて、電源をONすると20秒程で1PPS信号を出力するようになりました。1秒周期で、100msの負極性パルス(3.3V C-MOSレベル)が出力されていることをシンクロスコープで波形観測しました。
1PPS信号の他に9600bpsのシリアル信号で位置情報や日付・時刻などを情報が得らますが、これらの動作検証は後でじっくりやることにします。水色の信号はシリアル信号ですが、1PPSの直後に始まっていると思いきや、1PPSの立下りから300ms程後に始まっているようです。1PPS信号は電波時計の秒針の動きと同期しているようなのですが、どうしてなんでしょう?シリア信号から正確な時刻合わせがしたいと思っていたのに・・・
GPSDOというのは聞いたことがあるけど、GNSSDOというのはあるのだろうかと思ってググってみると、結構沢山ヒットしました。今後は、GPSDOをGNSSDOと呼んだ方が良いのかもしれませんね。
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