昨年末に、近所の人に頼んで、ブドウ園の直ぐ下の耕作放棄地に堀を作ってもらいました。それ以来、ずっと水が溜まっていたのですが、3月頃になって、水位が下がってきました。何でかなぁと思って、近くに行ってみると、排水用暗渠のパイプの一端が見えていました。ははぁん・・・ここから水漏れしているんだろうなぁと気づきました。
堀った時は漏れていなかったのに、寒さで暗渠パイプの中の水が氷って、暖かくなると溶けてというサイクルを繰り返すうちに、水が通るようになってしまったのでしょう。
暗渠パイプだけから水漏れしているのなら、暗渠パイプを塞ぐとか埋めるとかすれば問題解決しそうです。暗渠パイプの端の部分は堀の外周に近いところにあるので、堀の一部を埋め戻せばいいのです。今は、水漏れしているため、外周のあたりの推進は40㎝程ですが、土だけをバシャバシャ投入するという方法は作業効率が悪そうです。そこで、木の杭を2本打って、その間にトタンの波板を外壁にして、そこに土砂を投入するという工法にしました。ぬかるんでいるため、ユンボは使えず、スコップでの手作業でしたが、1時間程で作業は終了しました。
材料として土と木を使った、素人の土木工事です。
こんなことで漏水が止まるかどうか分かりませんが、どこから漏水しているという確証もないので、止まれば儲けものです。最小の努力で、最大の効果を期待しています。午後から雨が降るようなので、堀の水位も上昇するでしょう。暫く様子をみて、効果の程を確認したいと思います。
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