昨日、モモの摘果をしていたところ、毛虫を見つけました。モモの幼果が何かに食害されていたので、毛虫が犯人なのかもしれません。手おくれにならないうちになんとかせねば・・・と思い、防除を思い付きました。害虫は見つけた時に退治するのが基本です。
ブドウ用に購入している殺虫剤で、毛虫に効きそうなものはありませんでしたが、栗の毛虫対策用に購入していたスミチオンがあったので、それを使うことにしました。ラベルとみると、一応モモにも使えることになっていたので、1000倍に希釈した薬液を10リットル調整して、家庭用噴霧器で散布しました。
この噴霧器はAC100Vで動作するので、モバイルバッテリーを持って行きました。我が家のモモの樹は小さく作っているので、1m程の竿の先のノズルで噴霧しても十分全体に散布することができました。
散布量は、適切だったのかと思って、夕方、ネットで検索したところ、スミチオン乳剤」の注意事項に「桃の初期散布(5~6月)には薬害がでるので使用をさける」とありました。どうも、やってはならないことをしてしまったようです。薬害とは、葉に細かい穴が開くとのことです。
暫く、様子を見ることにしたいと思います。植物にとって葉は重要なので、今年の収穫は見込めないかもしれません。モモは自家用に栽培しているので、それはそれで諦めれば済むことです。諦めてしまえば、今後の収穫までの手間を省くことができたと、ポジポジティブに考えることにしましょう。
特に顕著な薬害が見られなければ、摘果、防蛾灯の設置、袋掛けなどを例年通り実施することにします。
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