ブーベ島からのDXペディションの運用が始まってから今日で3日目になります。昨朝は良く聞こえた10.115MHzCWも今朝は殆ど聞こえませんでした。これほどコンディションの日差があるんだと思うと、いつになったらQSOのチャンスが巡ってくるのかと心配になります。
DXnews.comを見ると、次のように書かれています。
SSBでもCWでも1度QSOしたらFT8も含め、それ以上QSOしないように!そいういう行為は、初ブーベをモノにしようとする人の機会を奪うので・・・とあります。
しかし、多くのDXギャングがこのような「お願い」を真に受けるでしょうか?そうでなくても、スプリット運用しているCWの送信周波数でUPと打ったり、ビートを出したりして迷惑行為も甚だしい状況であり、嘆かわしい限りです。ログは、今週末にはアップロードされるかもしれませんが、それまで確実にQSOできたかどうかは不明のままです。FT8なら人為的なミスコピーは避けられるので、できるならFT8でQSOしたいものです。しかし、ここにも落とし穴があり、パイレーツが横行しているようなのです。パイレーツとQSOして、出来た出来た!と喜んでも仕方がありません。
DXnews.comの記事には、撤収のことにも触れられています。現在は、当初から予定されていたセットアップではなく、最小限のリグとアンテナで細々と運用していますが、天候次第で更に運用を縮小するかもしれないとも言っています。Windy.comを見ると、土曜日位まで強風と雨が続くようですし、気温は2~0℃と過酷な状況です。おそらく、この分だとローバンドのアンテナを展開するのは無理でしょう。20mバンドのアンテナもセットアップできたかどうか怪しいものです。確実なのは、30mと17m、15mの3バンドです。
嗚呼!なんと悩ましい事態なのでしょうか?! 悩むことはないか・・・先人曰く、work first, worry later とか・・・