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モモの摘果・核割れ果の見分け方

2022-06-08 19:59:37 | 農業日誌

 今日はモモ(白鳳とおかやま夢白桃)の袋掛け前の最終摘果をしました。そろそろ袋掛けの時期ですが、未だ袋さえ準備できていません。しかし、袋を掛ける掛けないに係わらず、最終摘果だけはこの時期に行う必要があります。白鳳などは、袋掛けしなくても良いという説もあります。確かに、私の経験でも袋を掛けるのを忘れたモモが立派に成長しているのを見たことがあります。袋が無い分赤い色が着きますが、売り物ではないので問題ありません。

 モモの最終摘果の際には、左右のバランスが4:6程度に偏った果実を残すということが重要です。昨年は、このことを知りながら、見分け方が良く分からなかったので、いい加減な最終摘果をしてしまい、収穫できたのは袋掛けしたものの半分位でした。そこで、昨晩は、Youtubeでモモの摘果の仕方・・・双胚果の見分け方などを勉強しました。今日は、実際にモモの果実をナイフで割って、どのような形のものが双胚果なのか、核割れ果はどのような形のものなのかを現地で確認しました。

 次の写真の果実が双胚果です。左右対称の形の良い果実ですが、胚が2つ入っていることが多く、核割れの原因になります。

 次の写真の果実が正常果です。左右非対称で、形は悪そうに見えますが、胚は一つだけです。

 今日は、何個もナイフで切り裂いて、形と胚の数(1か2か)を確かめました。その結果、大きくて丸い果や整った形のモノは双胚果である可能性が高いということを体で感じ取りました。昨年は、丸々と太ったものを大事に残してしまったのが失敗だったようなので、今年は大きめの果実は摘果してしまいました。結局、やや扁平で見た目が悪いものを残す果実を残しました。さて・・・結果や如何に?!

 

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