NHKで「日曜美術館」という番組を放送している。森田美由紀アナウンサーと作曲家の千住明さんが、美術品に対していろんなコメントを出す番組である。
一見、良心的な番組だが、私はいつも違和感をもって見ている。なぜかというと、森田アナウンサーと千住明さんが、いかにも大げさなのである。
一枚の絵に感動したと言って、勝手な連想を語り、大仰に感激してみせる。
自分で言うのもナンだが、私は彼らよりも小さいときから、父親の趣味で美術館につきあわされ、たぶん彼らよりも沢山の絵や彫刻を見ている。
また、自分でも絵を描き、思春期には藝大をめざそうとしたこともある。だから、平均的な人よりは絵や彫刻が「わかる」ほうである。
森田アナウンサーと千住明さんは、何か勘違いしているのではないか?あるいは、番組のプロデューサーが、そのように彼らに演じさせているのだろうか?
絵や彫刻は、そんなに神秘的なものではない。いい作品は「ほー」と言わせるが、あんなに大騒ぎするほどのものではない。
森田アナウンサーも千住明さんも、さほど感動していないのではないか?だとすると、あんなふうに演技をさせられて二人とも気の毒である。
一見、良心的な番組だが、私はいつも違和感をもって見ている。なぜかというと、森田アナウンサーと千住明さんが、いかにも大げさなのである。
一枚の絵に感動したと言って、勝手な連想を語り、大仰に感激してみせる。
自分で言うのもナンだが、私は彼らよりも小さいときから、父親の趣味で美術館につきあわされ、たぶん彼らよりも沢山の絵や彫刻を見ている。
また、自分でも絵を描き、思春期には藝大をめざそうとしたこともある。だから、平均的な人よりは絵や彫刻が「わかる」ほうである。
森田アナウンサーと千住明さんは、何か勘違いしているのではないか?あるいは、番組のプロデューサーが、そのように彼らに演じさせているのだろうか?
絵や彫刻は、そんなに神秘的なものではない。いい作品は「ほー」と言わせるが、あんなに大騒ぎするほどのものではない。
森田アナウンサーも千住明さんも、さほど感動していないのではないか?だとすると、あんなふうに演技をさせられて二人とも気の毒である。
彼らは演出の被害者であると共に、視聴者を騙す共犯者にならざるを得ないように思えます。
視聴率を気にするあまりの過剰演出なのでしょうが、全く気持ち悪く不愉快です。
同じようなことが「N饗アワー」継続番組の劣化にも感じられます。
あろうことか、音楽通とは思いかねる石田衣良のツマラナイ話満載
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=89954&pg=20120202#tohyou
やはり日曜美術館には造詣の深いゲストを招いて欲しいものです。
http://nhk.jp/chronicle/?B10001200999105120130075
20年前になりますが「桂ゆき」の回顧展を特集した司会の斎藤季夫・渡辺雪子は淡々と進行するのみで
スタジオゲストの(友人)利根山光人、録画収録(友人)斎藤義重 録画収録((友人)大庭みな子 録画収録((弟) 桂英澄が趣き深い思い出話が続いていました
もちろんわざとらしい演出は感じられません。
定点観測してみると、真面目に芸術を紹介するNHK教育テレビは劣化が止まらないのがよく判ります。