(パソコン通信終了のお知らせ。マイナビニュースより引用。)
インターネットはまだなく、電話回線でパソコン通信をやっていた時代、「番号取りゲーム」というのが流行りました。(世界で初めてのネット句会 (2011-11-06) もパソ通から始まりました。)
パソ通時代には、やりとりは掲示板だけで、そこに寄せられるメッセージには番号が自動的にふられました。そこでパソ通ファンは自分のメッセージが 1,000番 とか 10,000 番とかきりのよい数字がほしくなるらしいですね。
何人もがそのゲームに参加して、9,500 番あたりになると猛烈に接続ダッシュが行われて、ほんのタッチの差で 10,000 番をつかみ取る人が出てきます。そういうゲームがありました。真夜中がねらい目でした。
インターネットでもブログランキング1位を取るのが目的で、ブログの内容は問わないゲームが出てきていますね。パソ通のときもそうでしたが、このようなゲームのログは、あとから見る人には無内容で面白くもなんともありません。
それでも、人間はどんなところでもゲームを考える逞しい存在ですね。(亡父がシベリヤ抑留中、材料を工夫して麻雀牌一式を作ってしまった日本人捕虜がいたそうです。)
※今日、気にとまった短歌
自転車の荷台に手をのせよそ見して「乗れば?」とつぶやく君をみつめる (近江八幡市)中村由衣