院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

インターネットTV電話に驚く

2011-07-03 05:25:41 | Weblog
 スカイプというフリーウエアによるインターネットTV電話を初めて体験した。感動した。これは革命だと思った。

 このブログを始めた5年前には、まだTV電話は影も形もなかった。10年前には、息子の就職について、多くの企業がインターネットでしか求職エントリーを募集しないと聞いて、急遽、息子にウインドウズマシンを買ってやった。

 インターネット動画が盛んになったのも、5年前からである。それまでは静止画だった。これにはデジタルビデオの普及が大きく貢献している。

 TV電話は私が子供のころから構想され、さまざまな実験が行われてきた。しかし、アナログ電話回線を前提としていたので、実用に耐えるシステムはなかなか作れなかった。

 光ファイバー網というインフラができてからは、研究所みたいなところが苦労しなくても、こうして素人がすぐにTV電話ができるようになってしまった。変革は思わぬところからやってくる。アナログ回線に拘泥していたので、これまで実現しなかったのだ。

 ケイタイの普及はみなさんご存じのとおりである。ケイタイには余計な(セールスのような)ところからは、まずかかってこない。メールは来るが・・。

 TV電話もそうである。やがて据え置き電話はなくなるだろう。容易に想像できることだが、ケイタイでTV電話が当たり前になるだろう。そして、あの邪魔な電話帳も姿を消すに違いない。

 私のクリニックは、職業別電話帳で知って訪れる人が多い。次なる情報伝達手段を考えなくては・・。