院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

俳句で食べていけるか?

2006-11-28 14:01:45 | Weblog
 俳句を初めて18年になる。才能がないので、ちっとも上手くならない。

 俳句の宗匠には何人かお会いした。でも、俳句だけで食べている人はいなかった。たいがい、年金などの他の収入にたよっていた。

 俳句だけで食べている人は、俳句界広しといえどもホトトギス主宰の稲畑汀子さん(高浜虚子の孫)しかいないのではないか。

 でも、私には稲畑さんの俳句の良さが分からない。下手ではないが、そんなに凄いとも思わない。

 思うに、ホトトギス主宰とは家元のようなものである。上手い下手はともかくとして、家元として尊重されているように見える。

 まあホトトギスは、家元を教祖とした新興宗教団体みたいなものと言っては言いすぎか?

 虚子の跡目は年尾が継いだ。その跡目を稲畑さんが継いだ。虚子は偉大であったが、年尾はそうでもなかった。そうでもない人を主宰として奉る風潮が俳句界にはある。