只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

意識しないときは自由を満喫するのです。

2018-02-27 11:34:48 | 日記
様々な心の障害の原因は、思い考える「思考自我」です。

結果を思考で解決しようと思っているのですね。

ですが、問題の結果を思考で解決しようと思っても、
それは土台無理ということです。

なぜなら、「思考自我」が問題を次から次へと創っている
からです。

なぜそうするのでしょうか??

それは事実に“問題が無い”からです。(笑)

厳密に言うと私(自我)が問題だからです。(爆笑)

私(自我)は言わずと知れた「幻想」ですから、存在価値が
まったく無いのです。

ですから、私(思考)は存在価値を高めようと
奮闘努力して問題を創るのですね。

そして「そんなアホな!」と、巧みに言ってわからない
ようにするのです。
あくまでも外に問題があるように仕向けるのですね。

この自作自演を見極めるのが、“只なる実践”の持続です。

心が病んでいる人の大部分は、思考が止まることの
ない人です。

これほど自作自演に嵌まっていれば、頭の中が窮屈で
たいへんなことになってきます。

ですから頭の中を解放させることが重要となり、これを
只、やる!”のが実践ということです。

弛まぬ“只なる実践”の持続で、「思考自我」が次第に
小さく小さくなっていきます。

そうすると、頭の中で勝手に妄想する「思考」が
消え去って、“お気楽浄土”が現れるということです。

しかしこのことをいつまでも考えていれば、消え去るものが
消え去らないで永遠に悩むことになります。

私(思考)を遠く遠くに離れさし消え去れば、“”と
いう真実となるのです。