乱雑な世界を抜け出す道は、心の中にあるのです。

繰り返し述べていますが、私とか自分と言うものは
事実にはいないのですね。

例えば、犬の「五郎ちゃん」と呼ばれるものの正体は、
私(思考)ということで犬の「五郎ちゃん」は居ないですね。

ですから犬の「五郎ちゃん」も私と言う自分も
居ないのです。（笑）

でも、居なくても生きる上では何も問題は無いと
いうことですね。

これが“本来”ということで“無思考”であるのです。

しかし、これを『不思議だな～』と思うと迷いが出て
きたりするのです。

ですから、必要のないときは何も思考しないで今、今、
今と歩いていけばいいということです。

その歩いて行く中に、自分勝手に妄想する「思考癖」が
動き回るから、それを落とすように“只なる実践”を
持続しているのです。

そして只、実践していくうちに、穏やかな安らぎのある
“絶対安心”の境地が訪れてきます。

そこが偽りの自分を超越した光輝く“真の自分”です。