令和3年4月6日(火曜日)
無力感に苛まれるとはいえ、無為に過ごしたり、やけ酒に浸る日々ではありません(最近、酒量が増えたのは事実です…😅)。
私を必要としてくださる方々にお会いしたり、やりとりすることで、元気を取り戻してまいります。
午前中は、三男くんを歯科受診に連れて行き、午後は、自分が子育て世代であることを深く意識させていただく機会を得ました。育友会活動からは遠ざかり、学童は名ばかりの役員となっていますが、現場の生の声を聞くことができ、勉強になりました。ありがとうございました😀 夕方、帰宅後は、久しぶりに三男くんと公園に行きました。サッカー少年の成長は、著しいものがあります。
さて、3月議会で注目された『上中津江地区福祉保健施設移転整備事業』について、現時点でゼロベースに戻し、地元との対話を踏まえた理解を得て、再提案すべきとの提案に、私は賛成討論をし、否決されました。ハッキリ、私たちの力不足です。
ただ、私がこだわったのは、地域にとって大きな課題であるにもかかわらず、例えば中津江で言えば中津江ホールの解体について、上津江で言えば高齢者生活福祉センターの中津江との統合について、意見集約や合意形成が図られていないことでした。
予算計上の最低限の前提と考える地域の合意を欠いたままの議会への提案、「強硬的」とも言える提案にチェックをかけなくてもよいのか?という思いでした。本来、市の内部でストップがかかるべきだったと思いますが、議会に上程された以上、私は、監視機関としての役割を果たすことだけを考えました。
それでも、なお、モヤモヤしている理由が、一つわかりました。
2月10日の上津江地区住民説明会と22日の中津江地区住民説明会では、説明された市の方針が異なりました。まず、このようなことが起こること自体おかしいと思いますが、この齟齬について、3月9日の三苫議員の一般質問に対し、執行部は両地区振興協議会の役員に確認したと答弁し、また、3月12日の三苫議員の議案質疑に対しても、同様の答弁をしました。
上津江地区住民説明会(2月10日)
中津江地区住民説明会(2月22日)
地域からの反発の声が聞こえる中、私が傍聴した3月23日の教育福祉委員会で、中島議員の「変更点について、説明をして確認を取ったのか」という質問に対し、執行部は「そういう発言はしていない」ことを認めました。
つまり、本会議での答弁は、事実ではない不正確な発言となるわけです。
それを「認識の違い」という一言で片付けることが、本当に正しいことなのか? 地域住民の行政に対する信頼失墜に繋がるのではないか? すべての議員は、このことまで把握して、本会議場で自らの意思を示したのか?
事業の進捗過程で、ウソがあったなどとは考えたくありませんが、この件が議員の判断に、重大な影響を与えないはずがありません。もちろん、私の判断には、この要素が含まれています。
閉会日(3月25日)の討論
私がこの件を、特定地域の個別案件ではなく、日田市の行政運営のあり方の大問題と捉える理由は、ここにあります。