異例の対応。座長を務めました。

令和元年第２回日田市議会定例会。
今日は、私が委員長を務める総務環境委員会と産業建設委員会との合同で、「職員による無断土地賃貸契約事務等及び公印の不正使用について」、執行部から説明を求めました。

今議会に上程された議案審査に直接かからない、このような形での説明・審議は異例なのかもしれませんが、現市長が就任した平成23年以降、２期８年の間に発生した不祥事は、本件が22件目となり、議会としても経過報告を受けて、はい、そうですか❗というわけにはいきません。

総務環境委員会には、案件の舞台となった林業振興課の職員は説明に来れません。一方、産業建設委員会には、不祥事再発防止の担当部署である総務課の職員は出席しません。そうしたことから、合同での説明を求める声が上がり、私も大賛成しました。

私は、座長を務めることとなりました。座長が議事進行を放り出し、質問を浴びせるわけにはいかず、いろいろと質問してみたかった内容は、会派・新世ひたの議員が、私の意を伝えてくれました。

時間は長くなりましたが、委員会審査の深掘りができた部分も多少ありました。

市長はこれまで、不祥事が発生すると「職員個人の資質の問題」と言う場面が多くありました。今議会の一般質問では「自分は意図的に謝罪会見には出ないようにしている。現場で起きたことは現場で責任を取ることを考えてほしい」と答弁しました。多くの議員からは「組織として再発防止に取り組むべき」との指摘が上がります。

議会からの厳しい指摘が、不祥事の再発防止に資することを期待します。